BLOG TOP BLOG マウスピース矯正の費用を症例、部分、年代、種類別に解説【歯科医師監修】 マウスピース矯正の費用を症例、部分、年代、種類別に解説【歯科医師監修】 マウスピース矯正の費用を症例、部分、年代、種類別に解説【歯科医師監修】 マウスピース矯正は見た目に影響が少なく、近年女性を中心に注目を浴びています。 しかし興味はあっても高額とされている費用に悩まされ、矯正を始めることを躊躇している方は多いのではないでしょうか。 この記事では、マウスピース矯正の費用にお悩みの方のために、歯科医師監修の下、マウスピース矯正の費用を症例、部分、年代、種類別に解説します。 マウスピースによる歯列矯正を始めようか検討している方は、ぜひ参考にしてみて下さい。 症例別マウスピース矯正の費用 症例別でマウスピース矯正にかかる費用を以下にまとめています。 代表的な症例として、次のようなものが挙げられます。 すきっ歯 受け口(反対咬合) 叢生(歯並びがガタガタ) 過蓋咬合 記載してある金額はあくまで目安です。口腔内の状態や症状の程度により費用は上下しますのでご注意ください。 症例 費用 すきっ歯 10万円〜80万円程度 受け口(反対咬合) 80万円〜110万円程度 叢生 30万円〜80万円程度 過蓋咬合 80万円〜130万円程度 すきっ歯 すきっ歯にかかるマウスピースの矯正費用は10万円〜80万円程度です。 すきっ歯の矯正は部分的なもの(10万円〜50万円程度)と歯列全体に及ぶもの(30万円〜80万円程度)によって矯正期間と規模に違いがあるため、費用に差があります。 費用の内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(10万円～70万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)となっています。症状の範囲によって、マウスピース作成・矯正料などが変動します。 詳細はすきっ歯の矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。 すきっ歯の矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】 受け口(反対咬合) 受け口(反対咬合)にかかるマウスピースの矯正費用は80万円〜110万円程度です。 受け口(反対咬合)は、歯列が原因のものと顎の骨格が原因のものに分かれ、後者は重度なことが多くマウスピースでは矯正ができません。 歯列が原因のものでも、歯の大きな移動が伴うために高額になってしまう傾向にあります。 費用の内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(70万円～100万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)等です。 詳細は受け口(反対咬合)矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。 受け口(反対咬合)矯正の費用を手法別・年代別に解説 叢生 叢生にかかるマウスピースの矯正費用は30万円〜80万円程度です。 叢生は、すきっ歯の場合と同様に、八重歯などの部分的なもの(20万円〜50万円程度)と歯列全体に及ぶ叢生(20万円〜70万円程度)によって費用に差があります。 費用の内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(10万円～70万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)となっています。 症状の範囲によって、マウスピース作成・矯正料などが変動します。 詳細は叢生矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。 叢生矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】 過蓋咬合 過蓋咬合にかかるマウスピースの矯正費用は80万円〜130万円程度です。 受け口(反対咬合)と同様に、高額になる傾向があります。費用の内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(70万円～120万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)となっています。 症状の範囲によって、マウスピース作成・矯正料などが変動します。 詳細は過蓋咬合矯正の費用を手法別・年代別に紹介【歯科医師監修】保険適用ケースも紹介のページを御覧ください。 過蓋咬合矯正の費用を手法別・年代別に紹介【歯科医師監修】保険適用ケースも紹介 部分別マウスピース矯正の費用 マウスピースによる部分的な歯列矯正にかかる金額を以下のようにまとめています。 部分的な矯正で挙げられる症例として、次のようなものがあります。 前歯だけ、一本 八重歯 記載してある金額はあくまで目安です。口腔内の状態や症状の程度により費用は上下しますのでご注意ください。 部分 費用 前歯だけ・一本 20万円～70万円程度 八重歯 30万円〜70万円程度 前歯だけ・一本 前歯や一本だけなどの部分的なマウスピース矯正にかかる費用は20万円〜70万円程度です。 費用の内訳は全体矯正の場合と同様になります。主な費用は次のようなものです。 相談料 検査・診断料 マウスピース作成・矯正料 調整料(処置料) 保定料 メンテナンス料 移動させる歯の本数が少ないため、全体矯正と比較してマウスピース作成・矯正料や調整料(処置料)が少額になる傾向があります。 詳細は前歯だけ・一本だけの部分矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。 前歯だけ・一本だけの部分矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】 八重歯 八重歯のマウスピース矯正にかかる費用は30万円〜70万円程度です。 費用の内訳は、前歯や一本だけの場合と同様のものとなります。 詳細は八重歯矯正の費用を手法別、年代別に解説【歯科医院監修】保険適用についても紹介！のページを御覧ください。 八重歯矯正の費用を手法別、年代別に解説【歯科医院監修】保険適用についても紹介！ 年代別マウスピース矯正の費用 マウスピース矯正にかかる年代別の金額を以下のようにまとめています。 記載してある金額はあくまで目安です。口腔内の状態や症状の程度により費用は上下しますのでご注意ください。 年代 費用 大人 10万円～100万円程度 中高生 10万円〜150万円程度 子供 10万円～100万円程度 大人 大人のマウスピース矯正にかかる費用は、10万円〜100万円程度と言われています。 費用の内訳は相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(60万円～80万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)となっています。 中高生 中高生は大人と同程度の歯列となっている場合がほとんどなので大人と同じ方法で矯正を行います。 費用も大人と同程度です。稀に歯の生え変わりが遅く、子供の矯正に近い金額になる症例もあります。 詳細は中学生・高校生の歯列矯正の費用を解説【歯科医師監修】お金がない場合の対処法についても解説のページを御覧ください。 中学生・高校生の歯列矯正の費用を解説【歯科医師監修】お金がない場合の対処法についても解説 子供 子供の歯列矯正は、歯の生え変わりや骨格形成の途中なので、その時の状態によって金額が大きく変わります。 費用は約10万円〜150万円程度と言われています。大人と同等かそれよりも高額で、金額に開きがあるのは一期治療という治療があるためです。大まかな内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、一期治療(10万～50万円程度)、二期治療(20万～100万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜) となっています。 一期治療…6歳から小学校中学年くらいまでの年代。上下の顎骨のバランスを正常に維持したり、永久歯が生えるためのスペースを整えたり、前歯の咬み合わせを良くするための時期。 二期治療…小学校高学年から中学生くらいまでの年代。永久歯が生えそろってくる時期で、成人と同じように歯を動かして行くための時期。成人に行う歯列矯正と同様の内容の矯正をする時期。 詳細は子供の歯科矯正の費用を治療内容、年齢別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。 子供の歯科矯正の費用を治療内容、年齢別に解説【歯科医師監修】 種類別マウスピース矯正の費用 種類別の費用を以下の表で紹介します。それぞれ料金が異なるのでぜひ参考にしてください。 種類 費用 DPEARL プランは期間ごとに4パターンあり。 ～5ヶ月 30.8万円 ～8か月 42.9万円 ～12ヶ月 55.44万円 ～15ヶ月 69.3万円 hanaravi 初軽度(3〜5ヶ月) 8〜14万円 軽度〜中度(5〜7ヶ月) 14〜20万円 中度以上(7〜12ヶ月) 20〜30万円 ウィ・スマイル プランは6パターンあり(1回コースはお試しコース) 1回コース(お試しコース) 1650円 4回コース 10.78万円 8回コース 23.1万円 12回コース 35.2万円 18回コース 51.7万円 無制限コース 66万円 Oh my teeth プランは2タイプあり。 Basicプラン(3ヶ月間程度) 33万円 Proプラン(6か月間程度) 66万円 ローコスト プランは2タイプあり。 マウスピース矯正ローコスト 軽度～中程度(3～8か月) 約22～44万円程度 マウスピース矯正ローコスト・プレミアム 重度(約1年) 約50～120万円程度 キレイライン 症状の程度により3パターンあり。 軽度 10〜15万円 軽度〜中度 15〜20万円 中度 20〜30万円 重度 適用外 Hanalove プランは矯正部位によって3タイプあり。 Easy(～5ヶ月) 21.78万円 Smart(～1年) 38.28万円 Premium(1年程度) 77万円 どのサービスも比較的安価かつ短期間で矯正治療が受けられます。 各サービスの詳しい費用や特徴、詳細は安いおすすめマウスピース矯正ブランド(LCM)7選【歯科医師監修】各サービスの評判も紹介のページを御覧ください。 安いおすすめマウスピース矯正ブランド(LCM)7選【歯科医師監修】各サービスの評判も紹介 マウスピース矯正とワイヤー矯正の費用比較 以下の表にて、マウスピース矯正とワイヤー矯正の費用を比較してまとめています。 部分矯正 全体矯正 マウスピース矯正 10万円～60万円程度 80万円～130万円程度 ワイヤー矯正 20万円〜50万円程度 80万円～120万円程度 裏側矯正 30万円〜70万円程度 90万円～200万円程度 マウスピースや通常のワイヤー矯正と比較すると裏側矯正は高額です。 裏側矯正が高額になるのは、歯の裏側は表側よりも凹凸が激しく複雑なことが理由です。 表側にワイヤーを付ける方法よりも高度な技術や多くの経験が求められ、他の矯正方法より長い矯正期間がかかるために多くの費用が必要になっています。 ただし、部分的な矯正では移動させる歯の本数が少ないため、費用は安価です。 費用の内訳には次のようなものが挙げられます。 相談料…無料～5000円程度 検査・診断料…1万5000円～5万5000円程度 ワイヤー装着費(ワイヤー矯正、裏側矯正の場合のみ)…10万円～190万円程度 マウスピース作成費・装着費(マウスピース矯正の場合のみ)…10万円～110万円程度 調整料(処置料)…2000～7000円程度 保定料…2000～5000円程度 メンテナンス料…適宜必要となる このうち、ワイヤー装着費及びマウスピース作成費・装着費は症状や治療方法により大きく変動するので注意が必要です。 ワイヤー矯正についてはワイヤー矯正のメリット・デメリットを解説【歯科医院監修】種類や費用についても紹介のページを御覧ください。 ワイヤー矯正のメリット・デメリットを解説【歯科医院監修】種類や費用についても紹介 マウスピースの作り直しの費用 マウスピース矯正をするにあたって、マウスピースやリテーナー(保定器具)の「作り直し」が必要になるケースがあります。 具体的な例としては次のような場合があげられます。 紛失…取り外し時になくしてしまうことがある 破損…適切な取り外しや装着ができていない、歯ぎしりなどの癖、歯の乱れ方による影響などで起こることがある リファインメント(治療計画の改善のこと)…身体の成長や噛み合わせの変化によりマウスピースが合わなくなり作り直す場合がある 作り直しの費用は、各医療機関やサービスによりさまざまです。破損した場合の修理のみであれば無料〜約5000円前後で修理できるようですが、一から作り直す必要がある場合は１万円〜５万円が費用としてかかります。 詳細は矯正用マウスピースの作り直しの費用を解説【歯科医師監修】割れた後の対処も併せて紹介のページを御覧ください。 マウスピース矯正の期間 マウスピース矯正は、約6か月から3年程度の期間がかかるといわれています。期間に大きな開きがあるのは、人によって必要とする期間が異なるからです。期間に影響する具体的な原因例としては、性別、年齢、口腔内の状態、歯や歯茎の硬さ、症状、治療方法、全体的か部分的かなどさまざまなものがあります。 自分の治療期間がどの程度なのか、専門医による検査と相談により決定しましょう。 詳細はマウスピース矯正の期間を部分・症状・年代別に解説！短くするポイントも紹介のページを御覧ください。 マウスピース矯正の期間を部分・症状・年代別に解説！短くするポイントも紹介 マウスピース矯正に保険適用はある？ マウスピース矯正は、基本的に保険適用外です。 ただし、下記の場合に限り保険診療の対象となります。 ①「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療 ②前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常（埋伏歯開窓術を必要とするものに限る）に対する矯正歯科治療 ③顎変形症（顎離断等の手術を必要とするものに限る）の手術前・手術後の矯正歯科治療 保険が適用される矯正歯科治療を行える医療機関は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生（支）局長に届け出た保険医療機関のみになります。 （出典：公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは 」） なお、ここで言われている「厚生労働大臣が定める疾患」には、唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)・ダウン症候群等が該当します。残念ながら、マウスピース矯正は保険適用外となっています。 保険適用されない場合の支払いオプションもありますが、詳細はマウスピース矯正に保険適用があるか解説【歯科医師監修】費用を軽くする方法も紹介！のページを御覧ください。 マウスピース矯正に保険適用があるか解説【歯科医師監修】費用を軽くする方法も紹介！ マウスピース矯正の支払いの方法 マウスピース矯正の支払い方法には、次の3パターンがあります。 現金、クレジットカードでの一括 クレジットカードでの分割 デンタルローンの活用 マウスピース矯正に限らず、歯列矯正は高額な症例が多いため、分割払いやローン払いも一般的です。それぞれの特徴やメリットデメリットを適切に理解した上で、自分に最も合っている支払方法を選択しましょう。 現金、クレジットカードでの一括 支払い方法として代表的なのは現金、クレジットカードでの一括支払いです。初めに費用をすべて支払ってしまうだけなので、月々の支払いを気にしなくて良いというメリットがあります。 ただし、マウスピース矯正には数万から100万円以上と高額な費用がかかります。一括支払いを選択するためにはまとまった大きな費用が必要になってしまいます。 クレジットカードでの分割 クレジットカードによる分割払いを選択する方法も一般的です。高額な費用を一度に用意する必要が無く、支払いによる負担を軽減させられます。 一括支払いとは違い分割手数料分の支払いが必要といったデメリットはありますが、すぐに費用全額を用意することが難しい人に向いている方法です。 デンタルローンの活用 デンタルローンとは、分割支払いのように高額な費用を何回かに分けて、長期間で支払っていく方法です。 クレジットカードによる分割払いと異なる点は、その支払額や支払期間を自分の生活状況に合わせて調節できることです。 より長めの支払い計画又は月々の価格を可能な限り抑えたい人に向いている支払い方法になっています。 ただし、デンタルローン支払いでは数%の金利を払う必要もあります。 カードローンなどと比べて低金利ではありますが、分割払いと同様に矯正費用以上の支払いが必要となってしまうことに注意しましょう。 適正価格できれいな歯並びを手に入れるならDPEARL この記事では、マウスピース矯正の費用を症例、部分、年代、種類別に解説しました。 マウスピースを使う矯正方法でも、その費用は場合によってさまざまです。子供であれば歯が動きやすいため費用が安くなると思われがちですが、成長期の口腔内の状態は日々変動するために治療にも影響します。 また、口腔内の状況や症状が重症だと費用が高くなる傾向にあります。専門医とよく相談し、生活状況や金銭面をよく考慮した上で治療方針を決めてください。 これからマウスピースを始めようと考えている人には、DPEARLがおすすめです。 DPEARLには以下のような魅力があり、人気の高いサービスとなっています。 アプリでモチベーション維持…LINEと連携したアプリなので、医師からのアドバイスや矯正の進み具合を配信してくれるためモチベーションの維持に役立ちます。 適正価格…〜5ヶ月 30.8万円、〜8か月 42.9万円、〜12ヶ月 55.44万円、〜15ヶ月 69.3万円とリーズナブルな価格で治療ができます。 女性好みのデザイン性…パッケージやアメニティのビジュアルにも気を使っているため、女性に愛好していただいています、。 気になる方はぜひチェックしてみてください。 PREV NEXT
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マウスピース矯正の費用を症例、部分、年代、種類別に解説【歯科医師監修】
マウスピース矯正の費用を症例、部分、年代、種類別に解説【歯科医師監修】
マウスピース矯正は見た目に影響が少なく、近年女性を中心に注目を浴びています。
しかし興味はあっても高額とされている費用に悩まされ、矯正を始めることを躊躇している方は多いのではないでしょうか。
この記事では、マウスピース矯正の費用にお悩みの方のために、歯科医師監修の下、マウスピース矯正の費用を症例、部分、年代、種類別に解説します。
マウスピースによる歯列矯正を始めようか検討している方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
症例別マウスピース矯正の費用
症例別でマウスピース矯正にかかる費用を以下にまとめています。
代表的な症例として、次のようなものが挙げられます。
記載してある金額はあくまで目安です。口腔内の状態や症状の程度により費用は上下しますのでご注意ください。
すきっ歯
すきっ歯にかかるマウスピースの矯正費用は10万円〜80万円程度です。
すきっ歯の矯正は部分的なもの(10万円〜50万円程度)と歯列全体に及ぶもの(30万円〜80万円程度)によって矯正期間と規模に違いがあるため、費用に差があります。
費用の内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(10万円～70万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)となっています。症状の範囲によって、マウスピース作成・矯正料などが変動します。
詳細はすきっ歯の矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。
受け口(反対咬合)
受け口(反対咬合)にかかるマウスピースの矯正費用は80万円〜110万円程度です。
受け口(反対咬合)は、歯列が原因のものと顎の骨格が原因のものに分かれ、後者は重度なことが多くマウスピースでは矯正ができません。
歯列が原因のものでも、歯の大きな移動が伴うために高額になってしまう傾向にあります。
費用の内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(70万円～100万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)等です。
詳細は受け口(反対咬合)矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。
叢生
叢生にかかるマウスピースの矯正費用は30万円〜80万円程度です。
叢生は、すきっ歯の場合と同様に、八重歯などの部分的なもの(20万円〜50万円程度)と歯列全体に及ぶ叢生(20万円〜70万円程度)によって費用に差があります。
費用の内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(10万円～70万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)となっています。
症状の範囲によって、マウスピース作成・矯正料などが変動します。
詳細は叢生矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。
過蓋咬合
過蓋咬合にかかるマウスピースの矯正費用は80万円〜130万円程度です。
受け口(反対咬合)と同様に、高額になる傾向があります。費用の内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(70万円～120万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)となっています。
症状の範囲によって、マウスピース作成・矯正料などが変動します。
詳細は過蓋咬合矯正の費用を手法別・年代別に紹介【歯科医師監修】保険適用ケースも紹介のページを御覧ください。
部分別マウスピース矯正の費用
マウスピースによる部分的な歯列矯正にかかる金額を以下のようにまとめています。
部分的な矯正で挙げられる症例として、次のようなものがあります。
記載してある金額はあくまで目安です。口腔内の状態や症状の程度により費用は上下しますのでご注意ください。
前歯だけ・一本
前歯や一本だけなどの部分的なマウスピース矯正にかかる費用は20万円〜70万円程度です。
費用の内訳は全体矯正の場合と同様になります。主な費用は次のようなものです。
移動させる歯の本数が少ないため、全体矯正と比較してマウスピース作成・矯正料や調整料(処置料)が少額になる傾向があります。
詳細は前歯だけ・一本だけの部分矯正の費用を手法別・年代別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。
八重歯
八重歯のマウスピース矯正にかかる費用は30万円〜70万円程度です。
費用の内訳は、前歯や一本だけの場合と同様のものとなります。
詳細は八重歯矯正の費用を手法別、年代別に解説【歯科医院監修】保険適用についても紹介！のページを御覧ください。
年代別マウスピース矯正の費用
マウスピース矯正にかかる年代別の金額を以下のようにまとめています。
記載してある金額はあくまで目安です。口腔内の状態や症状の程度により費用は上下しますのでご注意ください。
大人
大人のマウスピース矯正にかかる費用は、10万円〜100万円程度と言われています。
費用の内訳は相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、マウスピース作成・矯正料(60万円～80万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜)となっています。
中高生
中高生は大人と同程度の歯列となっている場合がほとんどなので大人と同じ方法で矯正を行います。
費用も大人と同程度です。稀に歯の生え変わりが遅く、子供の矯正に近い金額になる症例もあります。
詳細は中学生・高校生の歯列矯正の費用を解説【歯科医師監修】お金がない場合の対処法についても解説のページを御覧ください。
子供
子供の歯列矯正は、歯の生え変わりや骨格形成の途中なので、その時の状態によって金額が大きく変わります。
費用は約10万円〜150万円程度と言われています。大人と同等かそれよりも高額で、金額に開きがあるのは一期治療という治療があるためです。大まかな内訳は、相談料(無料～5000円程度)、検査・診断料(1万5000円～5万5000円程度)、一期治療(10万～50万円程度)、二期治療(20万～100万円程度)、調整料(2000～7000円程度)、保定料(2000～5000円程度)、メンテナンス料(適宜) となっています。
詳細は子供の歯科矯正の費用を治療内容、年齢別に解説【歯科医師監修】のページを御覧ください。
種類別マウスピース矯正の費用
種類別の費用を以下の表で紹介します。それぞれ料金が異なるのでぜひ参考にしてください。
～5ヶ月 30.8万円
～8か月 42.9万円
～12ヶ月 55.44万円
～15ヶ月 69.3万円
軽度〜中度(5〜7ヶ月) 14〜20万円
中度以上(7〜12ヶ月) 20〜30万円
1回コース(お試しコース) 1650円
4回コース 10.78万円
8回コース 23.1万円
12回コース 35.2万円
18回コース 51.7万円
無制限コース 66万円
Basicプラン(3ヶ月間程度) 33万円
Proプラン(6か月間程度) 66万円
マウスピース矯正ローコスト
軽度～中程度(3～8か月) 約22～44万円程度
マウスピース矯正ローコスト・プレミアム
重度(約1年) 約50～120万円程度
軽度 10〜15万円
軽度〜中度 15〜20万円
中度 20〜30万円
重度 適用外
Easy(～5ヶ月) 21.78万円
Smart(～1年) 38.28万円
Premium(1年程度) 77万円
どのサービスも比較的安価かつ短期間で矯正治療が受けられます。
各サービスの詳しい費用や特徴、詳細は安いおすすめマウスピース矯正ブランド(LCM)7選【歯科医師監修】各サービスの評判も紹介のページを御覧ください。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の費用比較
以下の表にて、マウスピース矯正とワイヤー矯正の費用を比較してまとめています。
マウスピースや通常のワイヤー矯正と比較すると裏側矯正は高額です。
裏側矯正が高額になるのは、歯の裏側は表側よりも凹凸が激しく複雑なことが理由です。
表側にワイヤーを付ける方法よりも高度な技術や多くの経験が求められ、他の矯正方法より長い矯正期間がかかるために多くの費用が必要になっています。
ただし、部分的な矯正では移動させる歯の本数が少ないため、費用は安価です。
費用の内訳には次のようなものが挙げられます。
このうち、ワイヤー装着費及びマウスピース作成費・装着費は症状や治療方法により大きく変動するので注意が必要です。
ワイヤー矯正についてはワイヤー矯正のメリット・デメリットを解説【歯科医院監修】種類や費用についても紹介のページを御覧ください。
マウスピースの作り直しの費用
マウスピース矯正をするにあたって、マウスピースやリテーナー(保定器具)の「作り直し」が必要になるケースがあります。
具体的な例としては次のような場合があげられます。
作り直しの費用は、各医療機関やサービスによりさまざまです。破損した場合の修理のみであれば無料〜約5000円前後で修理できるようですが、一から作り直す必要がある場合は１万円〜５万円が費用としてかかります。
詳細は矯正用マウスピースの作り直しの費用を解説【歯科医師監修】割れた後の対処も併せて紹介のページを御覧ください。
マウスピース矯正の期間
マウスピース矯正は、約6か月から3年程度の期間がかかるといわれています。期間に大きな開きがあるのは、人によって必要とする期間が異なるからです。期間に影響する具体的な原因例としては、性別、年齢、口腔内の状態、歯や歯茎の硬さ、症状、治療方法、全体的か部分的かなどさまざまなものがあります。
自分の治療期間がどの程度なのか、専門医による検査と相談により決定しましょう。
詳細はマウスピース矯正の期間を部分・症状・年代別に解説！短くするポイントも紹介のページを御覧ください。
マウスピース矯正に保険適用はある？
マウスピース矯正は、基本的に保険適用外です。
ただし、下記の場合に限り保険診療の対象となります。
①「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療
②前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常（埋伏歯開窓術を必要とするものに限る）に対する矯正歯科治療
③顎変形症（顎離断等の手術を必要とするものに限る）の手術前・手術後の矯正歯科治療
保険が適用される矯正歯科治療を行える医療機関は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生（支）局長に届け出た保険医療機関のみになります。
（出典：公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは 」）
なお、ここで言われている「厚生労働大臣が定める疾患」には、唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)・ダウン症候群等が該当します。残念ながら、マウスピース矯正は保険適用外となっています。
保険適用されない場合の支払いオプションもありますが、詳細はマウスピース矯正に保険適用があるか解説【歯科医師監修】費用を軽くする方法も紹介！のページを御覧ください。
マウスピース矯正の支払いの方法
マウスピース矯正の支払い方法には、次の3パターンがあります。
マウスピース矯正に限らず、歯列矯正は高額な症例が多いため、分割払いやローン払いも一般的です。それぞれの特徴やメリットデメリットを適切に理解した上で、自分に最も合っている支払方法を選択しましょう。
現金、クレジットカードでの一括
支払い方法として代表的なのは現金、クレジットカードでの一括支払いです。初めに費用をすべて支払ってしまうだけなので、月々の支払いを気にしなくて良いというメリットがあります。
ただし、マウスピース矯正には数万から100万円以上と高額な費用がかかります。一括支払いを選択するためにはまとまった大きな費用が必要になってしまいます。
クレジットカードでの分割
クレジットカードによる分割払いを選択する方法も一般的です。高額な費用を一度に用意する必要が無く、支払いによる負担を軽減させられます。
一括支払いとは違い分割手数料分の支払いが必要といったデメリットはありますが、すぐに費用全額を用意することが難しい人に向いている方法です。
デンタルローンの活用
デンタルローンとは、分割支払いのように高額な費用を何回かに分けて、長期間で支払っていく方法です。
クレジットカードによる分割払いと異なる点は、その支払額や支払期間を自分の生活状況に合わせて調節できることです。
より長めの支払い計画又は月々の価格を可能な限り抑えたい人に向いている支払い方法になっています。
ただし、デンタルローン支払いでは数%の金利を払う必要もあります。
カードローンなどと比べて低金利ではありますが、分割払いと同様に矯正費用以上の支払いが必要となってしまうことに注意しましょう。
適正価格できれいな歯並びを手に入れるならDPEARL
この記事では、マウスピース矯正の費用を症例、部分、年代、種類別に解説しました。
マウスピースを使う矯正方法でも、その費用は場合によってさまざまです。子供であれば歯が動きやすいため費用が安くなると思われがちですが、成長期の口腔内の状態は日々変動するために治療にも影響します。
また、口腔内の状況や症状が重症だと費用が高くなる傾向にあります。専門医とよく相談し、生活状況や金銭面をよく考慮した上で治療方針を決めてください。
これからマウスピースを始めようと考えている人には、DPEARLがおすすめです。
DPEARLには以下のような魅力があり、人気の高いサービスとなっています。
気になる方はぜひチェックしてみてください。