BLOG TOP BLOGS BLOG 歯列矯正にどれくらいの期間がかかるかを年代・症状・種類別に解説【歯科医院監修】早く終わらせるコツも紹介 歯列矯正にどれくらいの期間がかかるかを年代・症状・種類別に解説【歯科医院監修】早く終わらせるコツも紹介 歯列矯正にどれくらいの期間がかかるかを年代・症状・種類別に解説【歯科医院監修】早く終わらせるコツも紹介 歯並びは顔の印象を左右する重要な部分です。歯並びをきれいにしたい、かみ合わせを改善したいと考え、歯科矯正を検討する方も増えてきています。 しかし、歯科の矯正治療はある程度時間がかかるものです。 その間見た目や不便さが気になるという方も多いことでしょう。 できることなら人に気づかれることなく、短期間で矯正治療を終えたいと思う方が大半ではないでしょうか。 そこで今回は矯正にかかる期間の目安について、歯科医の監修のもと解説していきます。 年代・症状・種類別に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。 歯列矯正の期間の目安 歯科矯正に必要な期間は、歯を動かす距離と現在の歯の状態でおおよそが決まります。 あくまで目安ですが部分矯正の場合3〜1年、全体矯正の場合は1〜3年程度です。 年代別歯列矯正の期間 それでは詳しくみていきましょう。まず、年代別の矯正期間の目安からまとめていきます。 年代 期間 大人(20代中盤〜) 半年~3年以上 大学生 半年~3年 中学生 半年~2年程度 ※あくまで目安です。 大人の矯正期間の目安は 半年〜3年以上です。 成長期の活発な代謝反応と比較すると、どうしても大人になってからの矯正には時間がかかってしまいます。 けれど、もう遅いということはありません。 歯列矯正にはコンプレックスの解消や歯の健康を守るというメリットがあります。 大学生の矯正期間の目安は半年〜3年です。 時間が柔軟に使えるうちに始めると負担なく通院することができそうです。 中学生の矯正期間の目安は半年〜2年程度です。 この時期はまだ成長途中であるため、骨の代謝が良く矯正しやすいといえるでしょう。 しかし顎の成長が途中なこともあり、矯正した歯が良い位置を保ち続ける固定の時間も必要です。 現在の歯の状態によっても矯正期間の長さは変わります。個人差があり、表中の期間はあくまでも1つの目安です。 症状別歯列矯正の期間 次に症状別の矯正期間の目安です。 歯の状態によって矯正に必要な期間が変わります。 症状 期間 すきっ歯 1年~3年 出っ歯 1年~1年6ヵ月 受け口 1年6ヵ月~3年6ヵ月 叢生 1年~2年6ヵ月 過蓋咬合 2年~2年6ヵ月 ※あくまで目安です。症状によって前後します。 すきっ歯 すきっ歯とは、歯の間に隙間がある歯並びです。 空隙歯列、正中離開とも言います。もともとの歯の数が少なかったり、歯が小さい等が原因となります。 食べかすがつまりやすくなり、歯周病や虫歯のリスクが高まります。 また、隙間から空気が抜けてしまうので発音が上手くできず滑舌が悪くなることもあります。 矯正期間の目安は1年〜3年となります。 出っ歯 出っ歯とは、上あごが下あごより前に出ている状態です。 上顎前突とも言います。骨格などの遺伝的要因や乳幼児期の指しゃぶりなどが原因で生じます。 放っておくと審美的な問題だけでなく、身体の様々な部分に悪影響が出ます。 矯正期間の目安は1年〜1年6ヵ月となります。 受け口 受け口とは、上あごより下あごが前に出た状態です。 下顎前突とも言います。骨格などの遺伝的な要因で起こりやすく、放置しておくと咀嚼が上手くできなかったり、滑舌が悪くなるといった不具合が生じます。 矯正期間の目安は1年6ヵ月〜3年6ヵ月となります。 叢生 叢生とは、口腔内に歯が生えるスペースが十分なく、重なり合ったり前後互い違いになって生えている状態をいいます。 歯並びがでこぼこしている状態や八重歯も叢生に入ります。 歯が重なり合う部分が多いため、歯と歯の間のブラッシングが十分にできず歯垢がたまりやすいため、虫歯や歯周病のリスクが高い歯並びです。 矯正期間の目安は1年〜2年6ヵ月になります。 過蓋咬合 過蓋咬合とは、奥歯をかみしめた状態で上の前歯が下の前歯に過剰に覆いかぶさっている状態のことをいいます。 ディープバイトと言ったりもします。 見た目の問題だけでなく、機能的に噛み合わせが悪くなるので口腔内の様々な機能に障害を生じます。 矯正期間の目安は2年〜2年6ヵ月になります。 それぞれ症状の程度によって歯を動かす距離が変わります。そのため個人差があり、表中の矯正期間はあくまでも1つの目安です。 種類別歯列矯正の期間 最後に矯正方法別の期間の目安をご紹介します。 症状 期間 マウスピース矯正 6ヶ月〜2年 表側矯正 1年〜2年 裏側矯正 1年〜2年 ※あくまで目安です。症状によって前後します。 マウスピース矯正 マウスピース矯正の期間の詳細はマウスピース矯正の期間を部分・症状・年代別に解説!短くするポイントも紹介をご覧ください。 マウスピース矯正の期間を部分・症状・年代別に解説!短くするポイントも紹介 マウスピース矯正は3種類の中で一番手軽な矯正方法で、6か月〜2年が矯正期間の目安です。 歯の精密検査を行ってから自分専用のマウスピースを作成し、決められた時間はめます。 取り外しが可能なので、清潔が保てますし、面接や試験など大事な用事の時に器具が気になって集中できないということもありません。 少ない負担で矯正を行うことができます。 表側矯正(ワイヤー矯正) 表側矯正の期間の詳細はワイヤー矯正のメリット・デメリットを解説【歯科医院監修】種類や費用についても紹介をご覧ください。 ワイヤー矯正のメリット・デメリットを解説【歯科医院監修】種類や費用についても紹介 表側矯正の期間の目安は1年〜2年です。 表側矯正とは、ワイヤー矯正の一種です。歯の表面に矯正装置「ブラケット」を取り付けます。 これをワイヤーで固定していくことで矯正を行う方法です。適応範囲が広くあらゆる症例に対応できますが、見た目が目立つデメリットもあります。 裏側矯正 裏側矯正の期間の詳細は裏側矯正のメリット・デメリットを解説【歯科医師監修】表側矯正との違いも紹介をご覧ください。 裏側矯正のメリット・デメリットを解説【歯科医師監修】表側矯正との違いも紹介 裏側矯正もワイヤー矯正の一種で、こちらも矯正期間の目安は1年〜2年です。 表側矯正と同じように、ブラケットを取り付けワイヤーで固定して矯正します。 違いは器具が歯の裏側につく点です。見た目の問題は解決されますが、医師の高い技術が必要とされます。 これらも症状の程度で歯を動かす距離が異なるため個人差があり、表中の矯正期間は1つの目安となります。 なぜ歯列矯正は時間がかかるのか 歯列矯正は短い時間で終わる治療ではありません。 どうして長期的な時間が必要なのでしょうか。 その理由は、歯を動かすための「矯正期間」と、動かした歯を固定させるために必要な「保定期間」の2つが必要だからです。 矯正期間 矯正期間は歯を動かすための期間です。 マウスピースやワイヤーなどを使用して動かしたいところへ歯を移動させる期間のことをいいます。 器具を使用してもいきなり歯が動くわけではないので、時間をかけて矯正していくことになります。 そもそも歯を動かすとはどういうことなのでしょうか。 歯の根元の歯根と呼ばれる部分と、歯を支えるための骨である歯槽骨との間には、歯根膜という薄い膜があります。 歯根膜は、歯にかかる力をクッションのように吸収して、直接歯槽骨に伝わる力を和らげる役割を持っています。 矯正治療によって歯に力を加えると、歯根膜に力が伝わり、力がかかっている側の歯根膜は伸ばされ、動かしたい方向の歯根膜が縮みます。 伸ばされた歯根膜の元に戻ろうとする力によって、動く方向側の骨は破骨細胞という骨を溶かす細胞を作り、骨を溶かします。 反対に力がかかっている側は骨を作る細胞(骨芽細胞)を作り、骨を新しく作り出します。 「歯に力をかける、骨を溶かす、骨を作る」ということが繰り返し行われることで歯が動き、歯列が矯正されるのです。 保定期間 歯科矯正で歯を動かすことに成功しても、そのまま放置してしまえば必ず元に戻ってしまいます。 元の状態に戻ろうとする力を阻止するためには、保定に必要な「リテーナー」という装置を使いしっかりと固定をする必要があります。 この期間も含めると、歯列矯正には長い期間が必要なのです。 歯列矯正の期間を延ばさないようにするために 歯列矯正の期間は元の歯の状態だけで決まるものではありません。 矯正中の過ごし方も重要です。 詳細は歯列矯正を短期間で済ますことができる症状・方法を紹介【歯科医院監修】のページで解説していますので、御覧ください。 歯列矯正を短期間で済ますことができる症状・方法を紹介【歯科医院監修】 歯磨きを丁寧にする 虫歯や歯周病が発生してしまうと、治療を優先させなければならず、歯列矯正の期間が延びてしまいます。 特に表側矯正や裏側矯正などのワイヤー矯正は器具が装着している分通常よりも歯磨きがしづらいです。 より丁寧にケアを行わないと虫歯になりやすいと言えます。 虫歯や歯周病のトラブルで矯正装置が緩んでしまうこともありますから、丁寧なケアで確実に虫歯を防ぐことが大切です。 指示通りに装置を取り付ける 自分で取り外しができるマウスピース矯正は、自己管理が大切になってきます。 「はみがきがしやすい」「食事がしやすい」というメリットがある反面、気が緩むと装置をつける時間が短くなってしまう、ということが起こる可能性があります。 マウスピース装着時間は医師の指示にもよりますが、1日20時間程度です。 決められた時間を守り、適切に使用することで歯列矯正にかかる時間を長引かせずに済みます。 計画通りに通院する 歯列矯正は定期的な通院が必要です。 仕事やプライベートで忙しく、通院を先延ばしにしてしまう場合もあるかもしれませんが、それでは矯正の期間を長引かせてしまう原因となります。 体調が悪いなどどうしてもやむを得ない理由以外はキャンセルすることなく通えるよう調整しましょう。 歯列矯正の期間を把握して計画的に治療を進めよう 歯列矯正に必要な期間は半年〜3年程度です。 歯の状態など個人差があるものの、歯を動かす期間と固定する期間の両方が必要となるため、ある程度長い期間がかかります。 しかし、治療を長引かせないためにできることもあります。 虫歯になりにくい矯正方法を選ぶ、装置の使用や通院頻度を指示通りに行うなどです。 DPEARLのマウスピース矯正なら治療を長引かせないために独自のアプリで伴走してくれます。 質問や困りごとにも対応してくれるアプリですから安心して矯正治療が進められますし、長い矯正期間中のモチベーションも保ってくれます。 リーズナブルな価格設定にも関わらず、パッケージやアメニティもおしゃれで女性にも大変好評です。 高校生や大学生といった若い世代の治療実績も多数あり、幅広い年代に対応していますので、歯列矯正を検討している方はぜひ一度DPEARLにご相談ください。 PREV NEXT
BLOG
歯列矯正にどれくらいの期間がかかるかを年代・症状・種類別に解説【歯科医院監修】早く終わらせるコツも紹介
歯列矯正にどれくらいの期間がかかるかを年代・症状・種類別に解説【歯科医院監修】早く終わらせるコツも紹介
歯並びは顔の印象を左右する重要な部分です。歯並びをきれいにしたい、かみ合わせを改善したいと考え、歯科矯正を検討する方も増えてきています。
しかし、歯科の矯正治療はある程度時間がかかるものです。
その間見た目や不便さが気になるという方も多いことでしょう。
できることなら人に気づかれることなく、短期間で矯正治療を終えたいと思う方が大半ではないでしょうか。
そこで今回は矯正にかかる期間の目安について、歯科医の監修のもと解説していきます。
年代・症状・種類別に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
歯列矯正の期間の目安
歯科矯正に必要な期間は、歯を動かす距離と現在の歯の状態でおおよそが決まります。
あくまで目安ですが部分矯正の場合3〜1年、全体矯正の場合は1〜3年程度です。
年代別歯列矯正の期間
それでは詳しくみていきましょう。まず、年代別の矯正期間の目安からまとめていきます。
※あくまで目安です。
大人の矯正期間の目安は 半年〜3年以上です。
成長期の活発な代謝反応と比較すると、どうしても大人になってからの矯正には時間がかかってしまいます。
けれど、もう遅いということはありません。
歯列矯正にはコンプレックスの解消や歯の健康を守るというメリットがあります。
大学生の矯正期間の目安は半年〜3年です。
時間が柔軟に使えるうちに始めると負担なく通院することができそうです。
中学生の矯正期間の目安は半年〜2年程度です。
この時期はまだ成長途中であるため、骨の代謝が良く矯正しやすいといえるでしょう。
しかし顎の成長が途中なこともあり、矯正した歯が良い位置を保ち続ける固定の時間も必要です。
現在の歯の状態によっても矯正期間の長さは変わります。個人差があり、表中の期間はあくまでも1つの目安です。
症状別歯列矯正の期間
次に症状別の矯正期間の目安です。
歯の状態によって矯正に必要な期間が変わります。
※あくまで目安です。症状によって前後します。
すきっ歯
すきっ歯とは、歯の間に隙間がある歯並びです。
空隙歯列、正中離開とも言います。もともとの歯の数が少なかったり、歯が小さい等が原因となります。
食べかすがつまりやすくなり、歯周病や虫歯のリスクが高まります。
また、隙間から空気が抜けてしまうので発音が上手くできず滑舌が悪くなることもあります。
矯正期間の目安は1年〜3年となります。
出っ歯
出っ歯とは、上あごが下あごより前に出ている状態です。
上顎前突とも言います。骨格などの遺伝的要因や乳幼児期の指しゃぶりなどが原因で生じます。
放っておくと審美的な問題だけでなく、身体の様々な部分に悪影響が出ます。
矯正期間の目安は1年〜1年6ヵ月となります。
受け口
受け口とは、上あごより下あごが前に出た状態です。
下顎前突とも言います。骨格などの遺伝的な要因で起こりやすく、放置しておくと咀嚼が上手くできなかったり、滑舌が悪くなるといった不具合が生じます。
矯正期間の目安は1年6ヵ月〜3年6ヵ月となります。
叢生
叢生とは、口腔内に歯が生えるスペースが十分なく、重なり合ったり前後互い違いになって生えている状態をいいます。
歯並びがでこぼこしている状態や八重歯も叢生に入ります。
歯が重なり合う部分が多いため、歯と歯の間のブラッシングが十分にできず歯垢がたまりやすいため、虫歯や歯周病のリスクが高い歯並びです。
矯正期間の目安は1年〜2年6ヵ月になります。
過蓋咬合
過蓋咬合とは、奥歯をかみしめた状態で上の前歯が下の前歯に過剰に覆いかぶさっている状態のことをいいます。
ディープバイトと言ったりもします。
見た目の問題だけでなく、機能的に噛み合わせが悪くなるので口腔内の様々な機能に障害を生じます。
矯正期間の目安は2年〜2年6ヵ月になります。
それぞれ症状の程度によって歯を動かす距離が変わります。そのため個人差があり、表中の矯正期間はあくまでも1つの目安です。
種類別歯列矯正の期間
最後に矯正方法別の期間の目安をご紹介します。
※あくまで目安です。症状によって前後します。
マウスピース矯正
マウスピース矯正の期間の詳細はマウスピース矯正の期間を部分・症状・年代別に解説!短くするポイントも紹介をご覧ください。
マウスピース矯正は3種類の中で一番手軽な矯正方法で、6か月〜2年が矯正期間の目安です。
歯の精密検査を行ってから自分専用のマウスピースを作成し、決められた時間はめます。
取り外しが可能なので、清潔が保てますし、面接や試験など大事な用事の時に器具が気になって集中できないということもありません。
少ない負担で矯正を行うことができます。
表側矯正(ワイヤー矯正)
表側矯正の期間の詳細はワイヤー矯正のメリット・デメリットを解説【歯科医院監修】種類や費用についても紹介をご覧ください。
表側矯正の期間の目安は1年〜2年です。
表側矯正とは、ワイヤー矯正の一種です。歯の表面に矯正装置「ブラケット」を取り付けます。
これをワイヤーで固定していくことで矯正を行う方法です。適応範囲が広くあらゆる症例に対応できますが、見た目が目立つデメリットもあります。
裏側矯正
裏側矯正の期間の詳細は裏側矯正のメリット・デメリットを解説【歯科医師監修】表側矯正との違いも紹介をご覧ください。
裏側矯正もワイヤー矯正の一種で、こちらも矯正期間の目安は1年〜2年です。
表側矯正と同じように、ブラケットを取り付けワイヤーで固定して矯正します。
違いは器具が歯の裏側につく点です。見た目の問題は解決されますが、医師の高い技術が必要とされます。
これらも症状の程度で歯を動かす距離が異なるため個人差があり、表中の矯正期間は1つの目安となります。
なぜ歯列矯正は時間がかかるのか
歯列矯正は短い時間で終わる治療ではありません。
どうして長期的な時間が必要なのでしょうか。
その理由は、歯を動かすための「矯正期間」と、動かした歯を固定させるために必要な「保定期間」の2つが必要だからです。
矯正期間
矯正期間は歯を動かすための期間です。
マウスピースやワイヤーなどを使用して動かしたいところへ歯を移動させる期間のことをいいます。
器具を使用してもいきなり歯が動くわけではないので、時間をかけて矯正していくことになります。
そもそも歯を動かすとはどういうことなのでしょうか。
歯の根元の歯根と呼ばれる部分と、歯を支えるための骨である歯槽骨との間には、歯根膜という薄い膜があります。
歯根膜は、歯にかかる力をクッションのように吸収して、直接歯槽骨に伝わる力を和らげる役割を持っています。
矯正治療によって歯に力を加えると、歯根膜に力が伝わり、力がかかっている側の歯根膜は伸ばされ、動かしたい方向の歯根膜が縮みます。
伸ばされた歯根膜の元に戻ろうとする力によって、動く方向側の骨は破骨細胞という骨を溶かす細胞を作り、骨を溶かします。
反対に力がかかっている側は骨を作る細胞(骨芽細胞)を作り、骨を新しく作り出します。
「歯に力をかける、骨を溶かす、骨を作る」ということが繰り返し行われることで歯が動き、歯列が矯正されるのです。
保定期間
歯科矯正で歯を動かすことに成功しても、そのまま放置してしまえば必ず元に戻ってしまいます。
元の状態に戻ろうとする力を阻止するためには、保定に必要な「リテーナー」という装置を使いしっかりと固定をする必要があります。
この期間も含めると、歯列矯正には長い期間が必要なのです。
歯列矯正の期間を延ばさないようにするために
歯列矯正の期間は元の歯の状態だけで決まるものではありません。
矯正中の過ごし方も重要です。
詳細は歯列矯正を短期間で済ますことができる症状・方法を紹介【歯科医院監修】のページで解説していますので、御覧ください。
歯磨きを丁寧にする
虫歯や歯周病が発生してしまうと、治療を優先させなければならず、歯列矯正の期間が延びてしまいます。
特に表側矯正や裏側矯正などのワイヤー矯正は器具が装着している分通常よりも歯磨きがしづらいです。
より丁寧にケアを行わないと虫歯になりやすいと言えます。
虫歯や歯周病のトラブルで矯正装置が緩んでしまうこともありますから、丁寧なケアで確実に虫歯を防ぐことが大切です。
指示通りに装置を取り付ける
自分で取り外しができるマウスピース矯正は、自己管理が大切になってきます。
「はみがきがしやすい」「食事がしやすい」というメリットがある反面、気が緩むと装置をつける時間が短くなってしまう、ということが起こる可能性があります。
マウスピース装着時間は医師の指示にもよりますが、1日20時間程度です。
決められた時間を守り、適切に使用することで歯列矯正にかかる時間を長引かせずに済みます。
計画通りに通院する
歯列矯正は定期的な通院が必要です。
仕事やプライベートで忙しく、通院を先延ばしにしてしまう場合もあるかもしれませんが、それでは矯正の期間を長引かせてしまう原因となります。
体調が悪いなどどうしてもやむを得ない理由以外はキャンセルすることなく通えるよう調整しましょう。
歯列矯正の期間を把握して計画的に治療を進めよう
歯列矯正に必要な期間は半年〜3年程度です。
歯の状態など個人差があるものの、歯を動かす期間と固定する期間の両方が必要となるため、ある程度長い期間がかかります。
しかし、治療を長引かせないためにできることもあります。
虫歯になりにくい矯正方法を選ぶ、装置の使用や通院頻度を指示通りに行うなどです。
DPEARLのマウスピース矯正なら治療を長引かせないために独自のアプリで伴走してくれます。
質問や困りごとにも対応してくれるアプリですから安心して矯正治療が進められますし、長い矯正期間中のモチベーションも保ってくれます。
リーズナブルな価格設定にも関わらず、パッケージやアメニティもおしゃれで女性にも大変好評です。
高校生や大学生といった若い世代の治療実績も多数あり、幅広い年代に対応していますので、歯列矯正を検討している方はぜひ一度DPEARLにご相談ください。