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  • 下唇が出てる原因と対策|見た目の悩みを解消する方法

    写真や鏡で自分の横顔を見たとき、「下唇が前に出ている気がする…」と悩んだことはありませんか?実は下唇が突き出た口元は見た目の印象にも影響するため、コンプレックスに感じる人も少なくありません。

    この状態になる原因は一つではなく、骨格や歯並び、生活習慣など様々です。本記事では、下唇が出ている口元になる原因とそのデメリット、そして改善する方法について詳しく解説します。自分の口元に悩んでいる方が、原因を理解し適切な対策を取れるよう、役立つ情報をお届けします。

    下唇が出てる原因

    下唇が前に出てしまう主な原因は、大きく分けて「骨格的な問題」「口周りの癖や習慣」「歯並びの問題」「加齢による変化」の4つに分類できます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

    骨格的な問題(下顎前突など)

    生まれつきの骨格によって、下唇が出やすい口元になる場合があります。代表的なのが下顎前突(受け口)です。下顎の骨が前方に発達していると、自然と下唇も上唇より前に位置し、横顔で下唇が突出して見えます。反対に上顎が小さい場合も、相対的に下顎が目立つため下唇が出ているように見えることがあります。

    骨格の要因による下唇の突出は、根本的には骨格自体の不調和が原因です。この場合、一見歯並びが整っていても横顔のバランスが崩れ、下唇が出て見えるケースも少なくありません。骨格に問題がある場合、後述する矯正治療や場合によっては外科手術が必要になることもあります。

    口呼吸や舌の癖などの習慣

    日常の何気ないクセや習慣も、下唇が出ている状態を招く原因になります。その代表が口呼吸です。鼻ではなく口で呼吸する習慣があると、常に口が半開きになりがちで、口周りの筋肉が適切に使われません。口呼吸習慣による顔つきの変化はアデノイド顔貌と呼ばれ、口元が突出して見える原因にもなります。その結果、唇を閉じる筋力が低下し、下唇がだらりと前に出やすくなってしまいます。また、口呼吸によって唇が乾燥・ひび割れを繰り返すと、防御反応で唇の角質が厚くなり、唇自体が分厚くなることもあります。唇が厚くなると物理的に前に出っ張って見えるため、より下唇の突出感が増してしまいます。

    もう一つ注意したい習慣が舌の癖です。本来、安静時の舌は上顎(上の前歯の付け根付近)に収まっているのが理想ですが、舌が常に下のほうにある「低位舌」や、飲み込む際に舌で前歯や下顎を強く押すクセがあると、歯列や顎の位置に影響を与えます。舌で下の前歯を押し続ければ下の歯が前傾し、結果的に下唇を押し出す形となって口元が突出してしまいます。

    歯並びの影響

    歯並び(歯列不正)自体が下唇の突出に関与している場合もあります。上下の歯の嚙み合わせのズレや前歯の傾きなどがあると、唇の位置に影響を及ぼします。例えば、前歯が前に傾いている(出っ歯傾向)と、閉じたときに唇を内側に収めづらくなるため、口元が前に押し出されて見えます。また、逆に下の前歯が前方に出ていると、それに伴い下唇も突出してしまいます。

    歯並びの乱れは、骨格の問題がなくても起こり得ます。日本人は顎が小さく歯がガタガタに並びやすい傾向があり、歯が正しく収まらないことで前後的な嚙み合わせがズレてしまうことがあります。その結果、上下の歯の位置関係が崩れて口元全体が突出する「口ゴボ」になることもあります。特に、上の歯と下の歯が正しく噛み合っていないと、口唇が閉じづらくなり常に突出感が出てしまうのです。

    一見歯並びが整っているように見えても、前歯がわずかに前傾していたり歯の大きさが大きいだけで唇を押し出す力が働き、下唇が出ているように見えるケースもあります。自分では歯並びが原因か骨格が原因かを判断するのは難しいため、専門の歯科医に診断してもらうことが重要です。

    加齢による変化

    年齢を重ねることで生じる口元の変化も、下唇が目立つ一因になり得ます。加齢によって顔の筋肉が衰え、肌のハリが失われると、口元のたるみやシワが増えます。その結果、口周りの輪郭がぼやけ、唇が以前よりも前に出ているように見えることがあります。また、歯ぐきや顎の骨が痩せていくことで噛み合わせの高さが変化し、口元のバランスが崩れる場合もあります。

    このように、加齢による骨や筋肉の変化も下唇の突出を目立たせる要因です。若い頃は気にならなかった口元の突出が、年齢とともに顕著になるケースもあるため、年齢に応じたケアが必要になります。

    下唇が出てるデメリット

    下唇が突き出ている口元は、見た目だけでなく機能面や健康面でもいくつかのデメリットを引き起こします。ここでは、下唇が出ていることによる主な影響について解説します。

    見た目の印象が損なわれる

    口元の突出は、横顔・正面顔の両方で美観に影響します。Eライン(鼻先と顎先を結んだ線)から唇が大きくはみ出していると、横顔のバランスが崩れて見えるため、他人からの印象も変わってきます。下唇が出ていると口元に力が入っていないように見えたり、ぼんやりと口が開いている印象を与えてしまうこともあります。結果として「疲れて見える」「だらしない」などネガティブな印象につながる場合もあります。見た目のコンプレックスによって笑顔に自信が持てなくなることもあるでしょう。

    噛み合わせへの悪影響

    下唇の突出がある人は、歯の噛み合わせ(咬合)が乱れているケースが多く見られます。具体的には、受け口傾向で下の歯が前に出ている場合や、出っ歯・口ゴボで上下の前歯が噛み合っていない場合などです。噛み合わせが悪いと、食事の際にうまく噛めず、特定の歯ばかりに負担がかかることで歯や顎への負担が増します。長期的には、噛み合わせの不良により顎関節への負担が増し、顎関節症(あごの痛みや音が鳴る症状)につながるリスクもあります。

    口呼吸による健康リスク

    下唇が出ている人は、前述のように口呼吸の習慣がある場合が少なくありません。口呼吸が常態化していると、鼻呼吸に比べて様々な健康リスクが高まります。口で呼吸すると空気が直接喉に入り込むため、乾燥によって喉や気管支に炎症を起こしやすく、風邪や喉の病気にかかりやすくなります。また、口腔内が乾燥することで虫歯や歯周病、口臭のリスクも上がります。このように、口呼吸は見た目以外の健康面でもデメリットが大きい習慣です。

    下唇が出てるのを改善する方法

    気になる下唇の突出は、原因に合わせた適切な方法で改善を図ることができます。ここでは、日常生活でできる対策から専門的な治療まで、効果的な改善方法を紹介します。

    生活習慣の改善(鼻呼吸の促進・舌の位置の矯正)

    下唇の突出が習慣に由来している場合、まずは生活習慣の見直しから始めましょう。最も重要なのは鼻呼吸を促すことです。意識的に日中は口を閉じ、鼻で呼吸する習慣をつけましょう。鼻詰まりがある場合は耳鼻科で治療を受けたり、就寝時に鼻孔拡張テープを使うのも一つの方法です。睡眠中無意識に口が開いてしまう人は、口閉じテープで強制的に口を閉じる習慣づけも試してみましょう。

    同時に、舌の正しい位置を意識することも大切です。普段から舌先を上前歯の裏側あたりの歯茎に軽く当て、口を閉じた状態をキープするよう心がけてみてください。これにより、口周りの筋肉バランスが整いやすくなります。加えて、唇の筋力を鍛える簡単なトレーニングとして口輪筋エクササイズを取り入れるのも効果的です。例えば、「イー」「ウー」と口を大きく動かして発音する運動を繰り返したり、唇をすぼめて前に突き出し5秒キープ→ぱっと力を抜いて戻す、という動きを日々行うといった方法があります。これらは表情筋を鍛え、唇のたるみ改善や口閉じ力の向上につながります。

    美容整形や口元のエクササイズ

    原因が唇そのものの厚みや形状にある場合、美容整形という選択肢もあります。唇が厚くて下唇が目立っているケースでは、唇薄くする手術(口唇縮小術)によってバランスを整えることが可能です。下唇が厚すぎる場合は口唇内側の粘膜を切除・縫合してボリュームを減らす施術が行われます。ただし手術にはダウンタイム(腫れや内出血の期間)も伴うため、慎重な検討が必要です。

    手術以外にも、ボトックス注射ヒアルロン酸注入で口元の筋肉バランスや顎先の形を整える方法があります。例えば顎先の筋肉(オトガイ筋)の緊張が強い場合はボトックスで筋肉の張りを和らげ、顎が小さい場合は顎先にヒアルロン酸を注入してバランスを取る、といった方法があります。

    また、自宅でできる口元の筋トレ(ガムをしっかり噛む・舌回し体操など)で口周りの筋力アップを図る方法もあります。ただし、効果には個人差があるため、改善が見られない場合は専門家に相談しましょう。

    矯正治療(ワイヤー矯正・マウスピース矯正)

    歯並びや噛み合わせが原因で下唇が出ている場合、根本的な改善策となるのが歯列矯正(矯正治療)です。矯正治療により歯の位置関係や顎のズレを正すことで、口元全体の突出感を解消することができます。矯正治療には主にワイヤー矯正(ブラケット矯正)とマウスピース矯正(アライナー矯正)の2種類がありますが、それぞれ特徴が異なります。

    以下にワイヤー矯正とマウスピース矯正の比較を示します。

    矯正方法 ワイヤー矯正 マウスピース矯正
    装置の目立ちやすさ 金属製ブラケットとワイヤーが装着されるため目立ちやすい 透明なマウスピースを装着するため、治療中も目立ちにくい
    装置の取り外し 歯に固定するため自分で取り外せない 自分で着脱可能。食事や歯磨きのときは外せるので衛生的
    痛み・違和感 装置が頬や唇に当たり口内炎になることも。ワイヤー調整後に痛みが出る場合あり 装置の厚みが薄く口腔内の違和感が少ない。力のかかり方がマイルドで痛みも比較的軽減
    通院頻度 月に1~2回程度調整のため通院が必要 ケースによるが、マウスピース一式を受け取れば通院間隔を長くできることもある

    ワイヤー矯正はあらゆる症例に対応できますが、見た目の負担や装置の違和感がデメリットです。一方、マウスピース矯正は装置が目立たず取り外しも可能なため、社会人や人前に立つ仕事の方でも始めやすい矯正方法です。軽度~中等度の症例であればマウスピース矯正だけで対応できるケースが多くなっています。

    中でも、DPEARL(ディパール)が提供するマウスピース矯正は、矯正専門医のサポートのもと一人ひとりに合わせたプランで治療が進められるのが特徴です。3Dプリンターを活用した透明で精密なマウスピースにより、日常生活をほとんど変えずに矯正を進められる利点があります。接客業や人前に出る仕事の人でも装置が目立たないため安心して治療を継続できます。また、独自のオンラインサポートシステムにより、忙しい方でも通院の負担を減らしつつ治療を完了できる体制が整っています。

    外科手術による治療(外科的矯正)

    骨格的な問題が大きい場合、矯正歯科と口腔外科を併用した外科的矯正治療が検討されることもあります。これは、顎の骨を外科手術で適切な位置に移動させ、噛み合わせと顔貌を改善する方法です。例えば、下顎前突が著しいケースでは下顎骨の骨切り手術で顎を後方に下げ、通常の矯正装置で仕上げる、といった流れになります。外科手術は身体への負担や入院・ダウンタイムが必要となりますが、骨格レベルで問題を解決できるため、重度の受け口や顎変形症には有効な治療です。

    まとめ

    下唇が出ている口元の悩みは、人によって原因が異なるため、まずは自分のケースの原因を正しく見極めることが大切です。骨格や歯並びが原因であれば矯正治療や外科的治療が必要になりますし、習慣や筋力低下が原因であれば生活習慣の改善やトレーニングで対処できる場合もあります。闇雲に自己流で対策するより、専門家の診断を仰いで適切な方法を選ぶ方が近道です。

    特に、歯列矯正は下唇の突出を根本から解消する有力な手段です。歯並び・噛み合わせを整えることで顔全体のバランスが改善し、横顔のラインもすっきり整います。矯正装置には様々な種類がありますが、自分のライフスタイルに合った方法で無理なく続けることが成功のポイントです。

    下唇が出ていることに悩んでいる方は、ぜひ一度矯正歯科で相談してみることをおすすめします。専門の歯科医師があなたの口元を診断し、最適な治療プランを提示してくれるでしょう。早めに行動を起こすことで、コンプレックスから解放され、自信を持って笑える日常を手に入れる第一歩となります。

    まずはクリニックに相談を!

    DPEARLでは全国一律3,300円で初回カウンセリング・検査を実施しています。「マウスピース矯正に興味がある」「自分の口元を直せるかプロに診てほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。矯正専門医が一人ひとりの悩みに向き合い、理想の笑顔への道筋を丁寧にご提案いたします。

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