TOP BLOG 歯の黄ばみを落としたい!|黄ばみの原因と日常生活で出来る対処法 歯の黄ばみを落としたい!|黄ばみの原因と日常生活で出来る対処法 「毎日歯磨きをしているのに、歯が黄ばみが気になる」「周りの視線が気になって思い切り笑えない」こんな風に思ったことはありませんか?私自身も歯の黄ばみについてこんなことを悩んでいました。 歯磨きをきちんとしていても、歯の黄ばみは全然消えない… 発色の良いリップを塗った時に、歯の黄ばみが目立つような気がして思い切り笑いにくくなった… このような悩みを抱えている方は多くいらっしゃるかと思います。ですが、歯の黄ばみに悩んでいても、原因を理解し対処することで、改善を目指すことができます。 記事では、**「歯の黄ばみを取る方法 簡単」**というキーワードをテーマに、誰でも手軽に実践できるケアのコツや、歯科医院で受けられる専門的なケアなどを詳しく解説していきます。日々の暮らしの中でのちょっとした意識が変わるだけでも、歯の色は大きく変化する可能性がありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。 目次 Toggle 歯の黄ばみとは?歯の構造をチェック歯が黄ばんでしまうと…歯の黄ばみの原因3選加齢によるもの飲食物やたばこによるもの磨き残し(歯垢・歯石)によるもの歯の黄ばみを自宅で簡単にケアする方法正しい歯磨きを心がけよう飲食後のうがいを習慣にしようホワイトニングに特化したアイテムを使うNGケア:研磨剤の使いすぎセルフケアで改善しない場合は歯科医院へ歯のクリーニングオフィスホワイトニング生活習慣の見直しで黄ばみを防ぐ着色しやすい飲食物の対策タバコの本数を減らす・禁煙定期健診を受けるまとめ|正しい知識で歯の黄ばみケアを 歯の黄ばみとは? 歯の構造をチェック まずは、そもそも「歯の色を決める要因」について理解しましょう。歯の構造は大きく分けて以下の2層があります。 エナメル質 歯の一番外側にある透明度の高い硬い層です。色味は白というより“薄くて半透明”のイメージ。 象牙質(ぞうげしつ) エナメル質の内側にある層で、やや乳白色や黄色みを帯びた色味をしています。個人差があり、先天的に色が白い人もいれば、少し黄味が強い人もいます。 つまり、「歯の色」は多分に象牙質の影響を受けており、エナメル質の厚みや透明度によっても見え方が変わります。また、年齢を重ねるとエナメル質がすり減りやすくなるため、内側の象牙質が透けて見えやすくなり、黄ばみを感じることが多くなるのです。 歯が黄ばんでしまうと… 歯が黄ばんでいると、どうしても清潔感が失われたり、笑顔に自信が持てなくなったりします。実際、口元の印象は他人があなたを見たときの第一印象を左右するほど大きなポイントです。そんな大事な歯をケアせず放置すると、黄ばみがどんどん蓄積してしまう可能性も…。まずは原因を理解し、日々のケアに取り組む意識を高めることが大切です。 歯の黄ばみの原因3選 歯が黄ばむ原因は主に以下の3つに分けられます。どれに自分が当てはまりそうか、一緒に見ていきましょう。 加齢によるもの 年齢を重ねると、エナメル質がすり減り、内側の象牙質が透けやすくなることがあります。また、象牙質そのものも加齢に伴って厚くなり、色がより黄味が増す場合もあるのです。若いころは感じなかった歯の黄ばみが、年齢とともに気になるようになる方は多いでしょう。これはある意味、自然現象でもあります。 飲食物やたばこによるもの 食べ物や飲み物の色素成分、たばこのヤニ(ニコチン・タール)によっても着色は進行します。歯の表面についた着色汚れは、ステインと呼ばれます。特に下記のようなものは歯を黄ばませやすいので要注意です。 食べ物 カレー、キムチ、チョコレート、ブルーベリー etc… 飲み物 コーヒー、紅茶、赤ワイン、緑茶 etc… 嗜好品 タバコ ステインの原因となる飲食物と嗜好品 ステインは時間の経過とともに固着し、落ちにくくなるため、毎日のケアやこまめな対処が必要になります。 磨き残し(歯垢・歯石)によるもの 意外と見落としがちなのが、歯の磨き残しです。食べかすなどが歯に付着した状態を放っておくと、歯垢(プラーク)へと変化し、最終的には歯石へと固まってしまいます。歯垢・歯石は白っぽい色をしていますが、そこにステインが付くことで徐々に黄ばみやすい状態になり、見た目にも汚れが溜まっているのがわかりやすくなってしまうのです。 歯の黄ばみを自宅で簡単にケアする方法 日常生活の中で手軽に実践できる「歯の黄ばみを取る方法」についてご紹介します。特別な道具や高額な費用をかけなくても、ちょっとした工夫をするだけで歯の白さを取り戻せるかもしれません。 正しい歯磨きを心がけよう 低発泡の歯磨き粉を選ぶ 一般的な歯磨き粉には発泡剤が含まれており、泡立ちが良くなることで「しっかり磨いた気分」になりがちです。しかし、実際には磨き残しが発生している可能性も。低発泡タイプの歯磨き粉を使うことで、歯一本一本にブラシが行き届いているかを確認しやすくなります。 力を入れすぎないこと 硬いブラシや強い力でゴシゴシ磨きすぎると、エナメル質を削る危険性があります。削れたエナメル質の下から象牙質が見えやすくなり、結果的に歯が黄ばんで見える可能性もあるのです。磨くときは毛先の柔らかい歯ブラシを使い、ペンを持つように軽い力で小刻みに動かすのがポイントです。 磨き残しゼロを目指す意識 歯と歯の間(歯間)はもちろん、奥歯の溝や歯ぐきとの境目など、汚れが溜まりやすいポイントを意識して磨きましょう。前歯だけをサッと磨いて終わり…ということがないように、1回1回の歯磨きにしっかり時間をかけることが重要です。 飲食後のうがいを習慣にしよう 外出中や仕事中で歯磨きがすぐにできなくても、うがいなら簡単に実行できます。コーヒーや紅茶、赤ワインなどの着色しやすい飲食物を摂取した後は、水やお茶で軽くうがいをして、できるだけ歯の表面のステイン成分を洗い流しましょう。 もしうがいも難しい状況なら、ガムを噛むのも有効です。唾液の分泌が促され、歯の表面に汚れが残りにくくなります。 下記のブログ記事では、正しい歯磨きの仕方についてご紹介しているので、合わせて読んでみて下さいね。 あわせて読みたい 東京医科歯科大学卒の歯科衛生士が教える!正しい歯磨き方法 矯正期間中の正しい歯磨き方法 マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも歯を磨きやすいのが特徴です。ワイヤー矯正は装置を自分で外すことができないため、装置が邪魔で歯ブラシの操作が難しかったり、装置と装置の間に挟まった汚れを取 […] ホワイトニングに特化したアイテムを使う 歯の黄ばみを解消するために、ホワイトニングの機能に特化したアイテムを使用するのも良いでしょう。おすすめの歯磨き粉を2点ご紹介します。 コンクールクリーニングジェル 着色汚れを吸着・除去してくれる歯磨き剤です。研磨剤によって必要以上に歯を傷つけることが無いので安全に歯のホワイトニングをすることが出来ます。また、発泡剤が配合されていないので、歯を丁寧に磨く習慣がつきますよ。 https://www.weltecnet.co.jp/products/concool/gelcoatf/ Dr.Oral BIO-AP40 こちらの商品は、パウダータイプで粒子が細かいため、歯の隙間に入り込み汚れをしっかりと取ることが出来ます。また、卵殻アパタイトという成分を多く配合しているので、歯の着色汚れの改善も期待できます。 https://droral.jp/powder/ NGケア:研磨剤の使いすぎ 研磨剤入りの歯磨き粉には、着色汚れをしっかり落とす力がありますが、使い方を誤るとエナメル質が削れすぎる恐れがあります。エナメル質が薄くなると象牙質が透けて、余計に黄ばみが目立つ可能性が高まるため、週に1~2回の“スペシャルケア”として位置づけるなど、回数や磨き方に注意してください。 セルフケアで改善しない場合は歯科医院へ 歯のクリーニング 自宅でのセルフケアを続けても、なかなか黄ばみが改善しない場合は、歯医者さんでのプロによるクリーニングを試してみましょう。専用の器具や薬剤で歯垢・歯石、さらには古いステインを徹底的に除去してもらうことができます。 歯の表面だけでなく、歯間や歯ぐきのポケットに隠れた汚れまでクリアにすることで、歯本来の白さを取り戻せるかもしれません。定期的なクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病の予防にもつながるので一石二鳥です。 オフィスホワイトニング ホワイトニングには、自宅で行うホームホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニングの大きく2種類があります。 ホームホワイトニング 歯科医院で作ったマウスピースに薬剤を入れ、一定時間装着してじっくり漂白していく方法。比較的低濃度の薬剤を使うので、効果を実感するまでに少し時間がかかる場合があります。 オフィスホワイトニング 歯科医師や歯科衛生士の資格を持つプロが、比較的高濃度の薬剤を使って短期間で歯を漂白していく方法です。その場で白さを実感しやすい反面、ホームホワイトニングより費用が高くなるケースもあります。 「すぐに歯を白くしたい」「結婚式やイベントが近い」という方は、即効性の高いオフィスホワイトニングがおすすめ。ただし、歯の状態や薬剤との相性もあるため、歯科医師のカウンセリングで自分に合った方法を提案してもらいましょう。 生活習慣の見直しで黄ばみを防ぐ 着色しやすい飲食物の対策 色の濃い飲食物はなるべく控えたり、摂取後はすぐに歯磨きをしたり、少なくとも“うがい”をしたりするなど、こまめな対策が効果的です。どうしても飲みたいときはストローを使うなど、着色しにくい工夫を考えてみるのも良いでしょう。 タバコの本数を減らす・禁煙 タバコに含まれるヤニやタールは頑固なステインの原因になります。健康面や口臭の観点から見ても、歯の黄ばみが気になる方は禁煙や本数を減らすなどの対策をとると良いでしょう。 定期健診を受ける 歯科医院での定期健診は、早期の虫歯や歯周病の発見だけでなく、歯磨きの問題点のアドバイスやプロによる着色汚れのケアも期待できます。少なくとも半年~1年に1回を目安に受診し、歯の健康状態をチェックしてもらいましょう。 まとめ|正しい知識で歯の黄ばみケアを 歯の黄ばみを感じる原因としては、加齢、飲食物・たばこ、磨き残しなどが挙げられます。これらを理解し、適切なケアを行うことで、誰でも歯の印象を改善できる可能性があります。 正しい歯磨きを行い、ステインや歯垢の蓄積を予防する 飲食後のうがいなど、着色を残さないための習慣を身につける 必要に応じて、ホワイトニングに特化した歯磨き粉を使う 歯科医院でのクリーニングやオフィスホワイトニングで、専門家の力を借りる 生活習慣を見直し、タバコなどの要因を減らす こうしたちょっとした努力の積み重ねが、数年後の歯の色や口元の印象を大きく左右します。「歯が黄ばんでる…」と鏡を見るたびに落ち込んでいる方こそ、まずは簡単に取り入れやすい方法からスタートしてみてください。毎日の習慣が変わるだけでも、黄ばみの予防・改善には大きな効果が期待できます。 いつもより少し丁寧なケアを心がければ、自然な白さを取り戻し、笑顔にも自信をもてるようになるはずです。大切なのは「継続して取り組むこと」。ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、歯の黄ばみにサヨナラして、明るくイキイキと笑顔を輝かせてくださいね。 前の記事 歯科医院によって費用が違う《歯科矯正》の費用相場は?費用をできる限り安くする方法を解説! 次の記事 歯科矯正で頬コケになった?後悔しない矯正にするために大切なことをご紹介
歯の黄ばみを落としたい!|黄ばみの原因と日常生活で出来る対処法
「毎日歯磨きをしているのに、歯が黄ばみが気になる」「周りの視線が気になって思い切り笑えない」こんな風に思ったことはありませんか?私自身も歯の黄ばみについてこんなことを悩んでいました。
歯磨きをきちんとしていても、歯の黄ばみは全然消えない…
発色の良いリップを塗った時に、歯の黄ばみが目立つような気がして思い切り笑いにくくなった…
このような悩みを抱えている方は多くいらっしゃるかと思います。ですが、歯の黄ばみに悩んでいても、原因を理解し対処することで、改善を目指すことができます。
記事では、**「歯の黄ばみを取る方法 簡単」**というキーワードをテーマに、誰でも手軽に実践できるケアのコツや、歯科医院で受けられる専門的なケアなどを詳しく解説していきます。日々の暮らしの中でのちょっとした意識が変わるだけでも、歯の色は大きく変化する可能性がありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
歯の黄ばみとは?
歯の構造をチェック
まずは、そもそも「歯の色を決める要因」について理解しましょう。歯の構造は大きく分けて以下の2層があります。
歯の一番外側にある透明度の高い硬い層です。色味は白というより“薄くて半透明”のイメージ。
エナメル質の内側にある層で、やや乳白色や黄色みを帯びた色味をしています。個人差があり、先天的に色が白い人もいれば、少し黄味が強い人もいます。
つまり、「歯の色」は多分に象牙質の影響を受けており、エナメル質の厚みや透明度によっても見え方が変わります。また、年齢を重ねるとエナメル質がすり減りやすくなるため、内側の象牙質が透けて見えやすくなり、黄ばみを感じることが多くなるのです。
歯が黄ばんでしまうと…
歯が黄ばんでいると、どうしても清潔感が失われたり、笑顔に自信が持てなくなったりします。実際、口元の印象は他人があなたを見たときの第一印象を左右するほど大きなポイントです。そんな大事な歯をケアせず放置すると、黄ばみがどんどん蓄積してしまう可能性も…。まずは原因を理解し、日々のケアに取り組む意識を高めることが大切です。
歯の黄ばみの原因3選
歯が黄ばむ原因は主に以下の3つに分けられます。どれに自分が当てはまりそうか、一緒に見ていきましょう。
加齢によるもの
年齢を重ねると、エナメル質がすり減り、内側の象牙質が透けやすくなることがあります。また、象牙質そのものも加齢に伴って厚くなり、色がより黄味が増す場合もあるのです。若いころは感じなかった歯の黄ばみが、年齢とともに気になるようになる方は多いでしょう。これはある意味、自然現象でもあります。
飲食物やたばこによるもの
食べ物や飲み物の色素成分、たばこのヤニ(ニコチン・タール)によっても着色は進行します。歯の表面についた着色汚れは、ステインと呼ばれます。特に下記のようなものは歯を黄ばませやすいので要注意です。
ステインの原因となる飲食物と嗜好品
ステインは時間の経過とともに固着し、落ちにくくなるため、毎日のケアやこまめな対処が必要になります。
磨き残し(歯垢・歯石)によるもの
意外と見落としがちなのが、歯の磨き残しです。食べかすなどが歯に付着した状態を放っておくと、歯垢(プラーク)へと変化し、最終的には歯石へと固まってしまいます。歯垢・歯石は白っぽい色をしていますが、そこにステインが付くことで徐々に黄ばみやすい状態になり、見た目にも汚れが溜まっているのがわかりやすくなってしまうのです。
歯の黄ばみを自宅で簡単にケアする方法
日常生活の中で手軽に実践できる「歯の黄ばみを取る方法」についてご紹介します。特別な道具や高額な費用をかけなくても、ちょっとした工夫をするだけで歯の白さを取り戻せるかもしれません。
正しい歯磨きを心がけよう
低発泡の歯磨き粉を選ぶ
一般的な歯磨き粉には発泡剤が含まれており、泡立ちが良くなることで「しっかり磨いた気分」になりがちです。しかし、実際には磨き残しが発生している可能性も。低発泡タイプの歯磨き粉を使うことで、歯一本一本にブラシが行き届いているかを確認しやすくなります。
力を入れすぎないこと
硬いブラシや強い力でゴシゴシ磨きすぎると、エナメル質を削る危険性があります。削れたエナメル質の下から象牙質が見えやすくなり、結果的に歯が黄ばんで見える可能性もあるのです。磨くときは毛先の柔らかい歯ブラシを使い、ペンを持つように軽い力で小刻みに動かすのがポイントです。
磨き残しゼロを目指す意識
歯と歯の間(歯間)はもちろん、奥歯の溝や歯ぐきとの境目など、汚れが溜まりやすいポイントを意識して磨きましょう。前歯だけをサッと磨いて終わり…ということがないように、1回1回の歯磨きにしっかり時間をかけることが重要です。
飲食後のうがいを習慣にしよう
外出中や仕事中で歯磨きがすぐにできなくても、うがいなら簡単に実行できます。コーヒーや紅茶、赤ワインなどの着色しやすい飲食物を摂取した後は、水やお茶で軽くうがいをして、できるだけ歯の表面のステイン成分を洗い流しましょう。
もしうがいも難しい状況なら、ガムを噛むのも有効です。唾液の分泌が促され、歯の表面に汚れが残りにくくなります。
下記のブログ記事では、正しい歯磨きの仕方についてご紹介しているので、合わせて読んでみて下さいね。
ホワイトニングに特化したアイテムを使う
歯の黄ばみを解消するために、ホワイトニングの機能に特化したアイテムを使用するのも良いでしょう。おすすめの歯磨き粉を2点ご紹介します。
コンクールクリーニングジェル
着色汚れを吸着・除去してくれる歯磨き剤です。研磨剤によって必要以上に歯を傷つけることが無いので安全に歯のホワイトニングをすることが出来ます。また、発泡剤が配合されていないので、歯を丁寧に磨く習慣がつきますよ。
https://www.weltecnet.co.jp/products/concool/gelcoatf/
Dr.Oral BIO-AP40
こちらの商品は、パウダータイプで粒子が細かいため、歯の隙間に入り込み汚れをしっかりと取ることが出来ます。また、卵殻アパタイトという成分を多く配合しているので、歯の着色汚れの改善も期待できます。
https://droral.jp/powder/
NGケア:研磨剤の使いすぎ
研磨剤入りの歯磨き粉には、着色汚れをしっかり落とす力がありますが、使い方を誤るとエナメル質が削れすぎる恐れがあります。エナメル質が薄くなると象牙質が透けて、余計に黄ばみが目立つ可能性が高まるため、週に1~2回の“スペシャルケア”として位置づけるなど、回数や磨き方に注意してください。
セルフケアで改善しない場合は歯科医院へ
歯のクリーニング
自宅でのセルフケアを続けても、なかなか黄ばみが改善しない場合は、歯医者さんでのプロによるクリーニングを試してみましょう。専用の器具や薬剤で歯垢・歯石、さらには古いステインを徹底的に除去してもらうことができます。
歯の表面だけでなく、歯間や歯ぐきのポケットに隠れた汚れまでクリアにすることで、歯本来の白さを取り戻せるかもしれません。定期的なクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病の予防にもつながるので一石二鳥です。
オフィスホワイトニング
ホワイトニングには、自宅で行うホームホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニングの大きく2種類があります。
ホームホワイトニング
歯科医院で作ったマウスピースに薬剤を入れ、一定時間装着してじっくり漂白していく方法。比較的低濃度の薬剤を使うので、効果を実感するまでに少し時間がかかる場合があります。
オフィスホワイトニング
歯科医師や歯科衛生士の資格を持つプロが、比較的高濃度の薬剤を使って短期間で歯を漂白していく方法です。その場で白さを実感しやすい反面、ホームホワイトニングより費用が高くなるケースもあります。
「すぐに歯を白くしたい」「結婚式やイベントが近い」という方は、即効性の高いオフィスホワイトニングがおすすめ。ただし、歯の状態や薬剤との相性もあるため、歯科医師のカウンセリングで自分に合った方法を提案してもらいましょう。
生活習慣の見直しで黄ばみを防ぐ
着色しやすい飲食物の対策
色の濃い飲食物はなるべく控えたり、摂取後はすぐに歯磨きをしたり、少なくとも“うがい”をしたりするなど、こまめな対策が効果的です。どうしても飲みたいときはストローを使うなど、着色しにくい工夫を考えてみるのも良いでしょう。
タバコの本数を減らす・禁煙
タバコに含まれるヤニやタールは頑固なステインの原因になります。健康面や口臭の観点から見ても、歯の黄ばみが気になる方は禁煙や本数を減らすなどの対策をとると良いでしょう。
定期健診を受ける
歯科医院での定期健診は、早期の虫歯や歯周病の発見だけでなく、歯磨きの問題点のアドバイスやプロによる着色汚れのケアも期待できます。少なくとも半年~1年に1回を目安に受診し、歯の健康状態をチェックしてもらいましょう。
まとめ|正しい知識で歯の黄ばみケアを
歯の黄ばみを感じる原因としては、加齢、飲食物・たばこ、磨き残しなどが挙げられます。これらを理解し、適切なケアを行うことで、誰でも歯の印象を改善できる可能性があります。
こうしたちょっとした努力の積み重ねが、数年後の歯の色や口元の印象を大きく左右します。「歯が黄ばんでる…」と鏡を見るたびに落ち込んでいる方こそ、まずは簡単に取り入れやすい方法からスタートしてみてください。毎日の習慣が変わるだけでも、黄ばみの予防・改善には大きな効果が期待できます。
いつもより少し丁寧なケアを心がければ、自然な白さを取り戻し、笑顔にも自信をもてるようになるはずです。大切なのは「継続して取り組むこと」。ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、歯の黄ばみにサヨナラして、明るくイキイキと笑顔を輝かせてくださいね。
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