TOP BLOG 歯科矯正治療の失敗ケースと原因|事前準備と対策も紹介 歯科矯正治療の失敗ケースと原因|事前準備と対策も紹介 高額かつ長期的なイメージのある歯列矯正。人生の中でも大きなお買い物のはず。しかし、たくさんのお金や時間をかけて歯並びを治したのにも関わらず「失敗」してしまうケースも残念ながらあります。 失敗してしまう原因は何なのか、またそれを防ぐために患者さまは何をすればいいのかをご紹介します。 歯科矯正における失敗とその原因は? まずは歯科矯正における失敗とは、具体的にどのようなケースがあるのかを見ていきましょう。 正中がずれてしまった 歯並びは改善したけれど、正中(口の中心)がズレてしまうというケースがあります。 歯科矯正では、歯並びだけがきれいに整っていればいい訳ではありません。顔全体を見て上下左右のバランスがとれていることも重要です。正中がズレていると、顔に歪みが出てしまい、コンプレックスになりかねません。綺麗になるために行った歯科矯正で顔が歪んでしまっては元も子もありませんよね。 また、正中にズレがあるという事は、上下の顎や奥歯の噛み合わせもズレている可能性があります。これらのトラブルを放置しておくと、顔にさらにズレが生じたり、頭痛や肩こりなどの身体的トラブルにも繋がってしまいます。 顎関節症になった 顎関節症の具体的な症状は? 顎関節症とは、顎関節や咀嚼筋の痛み、顎関節雑音、開咬障害や顎運動異常等の障害の総称のことを言います。これらのうちで、少なくとも1つ以上の症状が見られると顎関節症と診断されます。 どうして顎関節症になるの? 正中のズレとも関連するお話ですが、歯列矯正によって以前よりも噛み合わせが不安定になり、顎に負担がかかり顎関節症になってしまうケースがあります。顎関節症にかかると、口を開けるたびに「カクカク」という音がしたり、食べ物を噛む際にも違和感を感じるでしょう。また、肩こりなどの全身の歪みにも繋がります。 虫歯や歯周病が進行した 歯科矯正の治療をしているうちに、新しく虫歯や歯周病がおきたり、既存の虫歯が進行してしまう可能性があります。通常は、元からある虫歯は治療を終了してから歯科矯正を進めます。 新しい虫歯や歯周病がおこる理由には、歯磨きのしにくさや回数の増加が挙げられます。ワイヤー矯正の場合、常に歯科矯正の器具がついているため、歯磨きが普段通り行えずに汚れが溜まりやすくなります。一方で、マウスピース矯正は、装置の取り外しが出来るので普段通りのハミガキが出来ます。しかし、食事の度にマウスピースを外し、食後の歯磨きをしたのちに、もう一度マウスピースを装着する必要があります。その為、どちらの矯正方法においても注意が必要です。 ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いは、下記のブログ記事でさらに詳しく書いているので、合わせて読んでみて下さいね。 あわせて読みたい 【歯科矯正】マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらがおすすめ?徹底比較! 歯科矯正にはさまざまな種類があります。中でも今回はマウスピースを使った歯科矯正とワイヤーを使った歯科矯正について、それぞれの特徴などを解説します。 マウスピースを使った歯科矯正とは 付け外しができる透明なマウスピースを使 […] 万が一、歯科矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまった場合は、そちらの治療が完了してから矯正治療を進める事になります。その為、当初の計画よりも矯正期間が伸びてしまいます。 後戻りが起こった 後戻りとは「矯正治療で揃った歯並びが元に戻る現象」のことを言います。 表側矯正や裏側矯正、マウスピース矯正などどのような矯正治療をしても、後戻りが起こる可能性はあります。後戻りが起こる原因には、保定装置の装着期間が不十分であることや日常無意識に行っている癖があります。 以下のブログ記事には、後戻りの原因から対策まで詳細な情報がまとめられているので、「苦労して治した歯並びを維持したい」「矯正治療が終わった際の流れを知りたい」という方はチェックしてみて下さい! あわせて読みたい 元の歯並びに逆戻り?歯科矯正後の”後戻り”を防ぐには やっとの思いで手に入れた、整った歯並び! でも時間が経つうちに、「以前の歯並びに戻ってきてしまった…」「前歯に隙間ができてしまった…」そんな声を聞いたことがありませんか? 実際に、綺麗な歯並びを手 […] 噛み合わせが改善しない 矯正治療をして歯並びは改善されても、出っ歯などの不正咬合が改善されないまま治療が終了してしまう場合があります。 噛み合わせを治すことができる歯科矯正と治すことができない歯科矯正の分かりやすい見分け方としては「全顎矯正」か「部分矯正」があります。 「全顎矯正」とは、全体に矯正装置をつけ、上下顎すべての歯並びや咬み合わせを治す矯正治療です。「部分矯正」とは、前歯などの気になる部分にのみ限定して行う矯正治療です。 DPEARLの歯科矯正は「全体矯正」です。これにより、見た目の美しさだけでなく、歯の本来持つ重要な機能である噛み合わせなどの機能面も考慮して矯正を行うことが出来ます。 初回カウンセリングのご予約はこちら → 失敗を回避するには? これまで、歯科矯正治療の失敗とは何が原因で起きてしまうのかを解説していきました。 今回は、その失敗をどのようにしたら回避することが出来るのかをチェックしていきます!以下のポイントをしっかり守って歯科矯正治療にあたればきれいな歯並びを継続的に獲得・維持することが出来ますよ。 クリニックを選択する際に 歯科矯正治療は一度始めたらにドクターと患者さまの関係は長期的に続きます。また、歯科矯正には、高額な料金と長期的な治療が必要です。 その為、患者さま自身が信頼をおけ、安心して矯正治療を受けられるクリニックを選択することが重要です。 信頼できる歯科医師を選ぶ 歯科矯正治療をする際に、患者さま自身が信頼できるドクターを選ぶのはとても重要でしょう。また、歯科矯正は細かな技術が必要な治療です。その為、これまでしっかりと実績をつんだ、経験豊富な歯科医師に治療をしてもらうのがよいでしょう。 事前に治療計画を確認する 歯科矯正治療を進めていく際に、とても大切なのが治療計画です。治療計画においては、ドクターと患者さまが歯科矯正の道筋とゴールをしっかり共有していることが重要です。「その治療ではどのような効果があるのか?」「何のためにこの器具を使用するのか?」など少しでも疑問や不安に感じた場合は、納得がいくまで相談をするようにしましょう・ 繰り返しですが、歯科矯正は長期的な治療です。この段階で不安点があったまま進めてしまうと最終的に上手く行かなかったという結果になりかねません。ドクターと患者さまがしっかり話し合いをし、イメージを共有していきましょう。 DPEARL矯正では、患者さまが安心して矯正治療をスタートできるよう、予め矯正シミュレーション動画を作成し、実際の歯の動かし方を見せながら矯正のゴールを共有いたします。 セカンドオピニオンをもらう セカンドオピニオンとは、かかりつけのドクターではなく、他のドクターからその治療に対する意見をもらうことです。 一人のドクターの意見だけでなく、複数のドクターにアドバイスをもらうことは治療の視野を広げるためにも重要でしょう。ドクターによって治療方針や経験は異なり、得意な歯科矯正の方法も異なります。治療方針や方法に疑問点や不安点がある場合には、セカンドオピニオンを受けてみると良いでしょう。 歯科矯正をスタートしたら クリニックも決めて、治療計画も明確になった!そうしたらいよいよ矯正生活の始まりです。歯科矯正はドクターが正しい治療をすることはもちろんですが、患者さまがどれだけルールを守ることが出来るかがとても重要です。 せっかく始めた歯科矯正、後悔しない結果にするために一緒に努力していきましょう。 歯科矯正のルールを確実に守る 矯正時間や飲食物の制限など、歯科矯正は種類によっていくつかのルールがあります。例えば、ワイヤー矯正の場合、治療進行の妨げになるので飲食物の制限があります。 あわせて読みたい ワイヤー矯正中にダメな食べ物・飲み物は?歯が痛い時でも食べやすい食べ物から装置に詰まったときの対処法まで解説! ワイヤー矯正の治療期間中は、食生活にある程度の制限が生じます。食べ物や飲み物によっては、ワイヤーやブラケットなどの矯正装置が着色・破損する原因となるためです。また、複雑な形状の矯正装置には食べ物が挟まりやすく、磨き残しに […] マウスピース矯正の場合は、1日18~20時間の装着が必要で、これを怠ると治療計画通りに歯を動かすことが出来ず、期間の延長の原因になります。 その他にも、守らなければいけないルールはあります。しっかりとドクターに聞いて、自分はこの矯正を続けることができるのか想像してから治療を進めるようにして下さいね。 歯の手入れを欠かさない 先程もお話したように、歯科矯正が失敗する原因の1つに「虫歯や歯周病が進行してしまう」ことが挙げられます。 歯科矯正治療中に、虫歯や歯周病が進行してしまうと、一度治療をストップして、完治させたのちに再度矯正をスタートさせることになります。その期間中に、歯並びが後戻りしてしまって次のステップに進むことができないということになりかねません。 治療計画通りに矯正を進めるためにも、歯磨きを普段よりも入念に行って口腔トラブルを防ぐことは必要不可欠です。 違和感を覚えたら、すぐに歯科医師に相談する 矯正中に違和感を覚えたら、すぐにドクターに相談するようにしましょう。 普段と異なる痛みがあったり、矯正装置に違和感があるなど些細な違和感でもきちんと相談して、安心して矯正を進められる環境があるといいでしょう。 治療中に失敗を感じた場合は? 再治療を行う 歯科矯正治療中に痛みあり不快感が強くあったり、隙間が大きくなった気がするなどの違和感を感じた場合は再度治療を行う必要があるかもしれません。 まずは、担当のドクターと話し合い、意見をもらうようにして下さい。その後、場合によっては再治療の可能性もあるでしょう。再治療が始まる場合には、予め治療内容や期間・費用を聞いておきましょう。 セカンドオピニオンを活用する 矯正治療の失敗を事前に回避する対策として出た「セカンドオピニオン」ですが、治療中に失敗を感じた場合でも有効です。 もし通院しているドクターの治療方針や自身の歯並びの整い方に疑問や不安を感じるのであればセカンドオピニオンを受けてみても良いでしょう。その場合は、歯科矯正専門医など現在受診しているドクターよりも専門知識のあるドクターに相談してみて下さい。新たな視点から患者さまの歯並びを診察してくださいます。 まとめ いかがでしたか?今回は歯科矯正の失敗を防ぐために対策すべきことをご説明させていただきました。歯科矯正の失敗は様々なものがありますが、しっかりと対策をすれば防げるものも多くあります。 歯科矯正治療を考えている方は、治療のメリットとデメリットの両面を理解したうえで、ドクターと綿密に話しながら治療を進めていくようにしましょう。ドクターだけではなく、患者さまご自身も自分の歯並びと治療方法に対して理解を深め積極的に行動をしてみて下さいね。 DPEARLでは初回カウンセリングを実施しています。初回カウンセリングはこれから歯科矯正を考えている方に経験豊富なドクターがしっかりとアドバイスをさせていただきます。きれいな歯並びを手に入れるためにまずは第一歩、初回カウンセリングでお待ちしてます。 初回カウンセリングのご予約はこちら 前の記事 矯正治療は中断できる?離脱の原因や避ける方法を紹介 次の記事 すきっ歯の矯正費用・期間はどのくらい?治療方法別の相場と選び方を徹底解説
歯科矯正治療の失敗ケースと原因|事前準備と対策も紹介
高額かつ長期的なイメージのある歯列矯正。人生の中でも大きなお買い物のはず。しかし、たくさんのお金や時間をかけて歯並びを治したのにも関わらず「失敗」してしまうケースも残念ながらあります。
失敗してしまう原因は何なのか、またそれを防ぐために患者さまは何をすればいいのかをご紹介します。
歯科矯正における失敗とその原因は?
まずは歯科矯正における失敗とは、具体的にどのようなケースがあるのかを見ていきましょう。
正中がずれてしまった
歯並びは改善したけれど、正中(口の中心)がズレてしまうというケースがあります。
歯科矯正では、歯並びだけがきれいに整っていればいい訳ではありません。顔全体を見て上下左右のバランスがとれていることも重要です。正中がズレていると、顔に歪みが出てしまい、コンプレックスになりかねません。綺麗になるために行った歯科矯正で顔が歪んでしまっては元も子もありませんよね。
また、正中にズレがあるという事は、上下の顎や奥歯の噛み合わせもズレている可能性があります。これらのトラブルを放置しておくと、顔にさらにズレが生じたり、頭痛や肩こりなどの身体的トラブルにも繋がってしまいます。
顎関節症になった
顎関節症の具体的な症状は?
顎関節症とは、顎関節や咀嚼筋の痛み、顎関節雑音、開咬障害や顎運動異常等の障害の総称のことを言います。これらのうちで、少なくとも1つ以上の症状が見られると顎関節症と診断されます。
どうして顎関節症になるの?
正中のズレとも関連するお話ですが、歯列矯正によって以前よりも噛み合わせが不安定になり、顎に負担がかかり顎関節症になってしまうケースがあります。顎関節症にかかると、口を開けるたびに「カクカク」という音がしたり、食べ物を噛む際にも違和感を感じるでしょう。また、肩こりなどの全身の歪みにも繋がります。
虫歯や歯周病が進行した
歯科矯正の治療をしているうちに、新しく虫歯や歯周病がおきたり、既存の虫歯が進行してしまう可能性があります。通常は、元からある虫歯は治療を終了してから歯科矯正を進めます。
新しい虫歯や歯周病がおこる理由には、歯磨きのしにくさや回数の増加が挙げられます。ワイヤー矯正の場合、常に歯科矯正の器具がついているため、歯磨きが普段通り行えずに汚れが溜まりやすくなります。一方で、マウスピース矯正は、装置の取り外しが出来るので普段通りのハミガキが出来ます。しかし、食事の度にマウスピースを外し、食後の歯磨きをしたのちに、もう一度マウスピースを装着する必要があります。その為、どちらの矯正方法においても注意が必要です。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いは、下記のブログ記事でさらに詳しく書いているので、合わせて読んでみて下さいね。
万が一、歯科矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまった場合は、そちらの治療が完了してから矯正治療を進める事になります。その為、当初の計画よりも矯正期間が伸びてしまいます。
後戻りが起こった
後戻りとは「矯正治療で揃った歯並びが元に戻る現象」のことを言います。
表側矯正や裏側矯正、マウスピース矯正などどのような矯正治療をしても、後戻りが起こる可能性はあります。後戻りが起こる原因には、保定装置の装着期間が不十分であることや日常無意識に行っている癖があります。
以下のブログ記事には、後戻りの原因から対策まで詳細な情報がまとめられているので、「苦労して治した歯並びを維持したい」「矯正治療が終わった際の流れを知りたい」という方はチェックしてみて下さい!
噛み合わせが改善しない
矯正治療をして歯並びは改善されても、出っ歯などの不正咬合が改善されないまま治療が終了してしまう場合があります。
噛み合わせを治すことができる歯科矯正と治すことができない歯科矯正の分かりやすい見分け方としては「全顎矯正」か「部分矯正」があります。
「全顎矯正」とは、全体に矯正装置をつけ、上下顎すべての歯並びや咬み合わせを治す矯正治療です。「部分矯正」とは、前歯などの気になる部分にのみ限定して行う矯正治療です。
DPEARLの歯科矯正は「全体矯正」です。これにより、見た目の美しさだけでなく、歯の本来持つ重要な機能である噛み合わせなどの機能面も考慮して矯正を行うことが出来ます。
初回カウンセリングのご予約はこちら →
失敗を回避するには?
これまで、歯科矯正治療の失敗とは何が原因で起きてしまうのかを解説していきました。
今回は、その失敗をどのようにしたら回避することが出来るのかをチェックしていきます!以下のポイントをしっかり守って歯科矯正治療にあたればきれいな歯並びを継続的に獲得・維持することが出来ますよ。
クリニックを選択する際に
歯科矯正治療は一度始めたらにドクターと患者さまの関係は長期的に続きます。また、歯科矯正には、高額な料金と長期的な治療が必要です。
その為、患者さま自身が信頼をおけ、安心して矯正治療を受けられるクリニックを選択することが重要です。
信頼できる歯科医師を選ぶ
歯科矯正治療をする際に、患者さま自身が信頼できるドクターを選ぶのはとても重要でしょう。また、歯科矯正は細かな技術が必要な治療です。その為、これまでしっかりと実績をつんだ、経験豊富な歯科医師に治療をしてもらうのがよいでしょう。
事前に治療計画を確認する
歯科矯正治療を進めていく際に、とても大切なのが治療計画です。治療計画においては、ドクターと患者さまが歯科矯正の道筋とゴールをしっかり共有していることが重要です。「その治療ではどのような効果があるのか?」「何のためにこの器具を使用するのか?」など少しでも疑問や不安に感じた場合は、納得がいくまで相談をするようにしましょう・
繰り返しですが、歯科矯正は長期的な治療です。この段階で不安点があったまま進めてしまうと最終的に上手く行かなかったという結果になりかねません。ドクターと患者さまがしっかり話し合いをし、イメージを共有していきましょう。
DPEARL矯正では、患者さまが安心して矯正治療をスタートできるよう、予め矯正シミュレーション動画を作成し、実際の歯の動かし方を見せながら矯正のゴールを共有いたします。
セカンドオピニオンをもらう
セカンドオピニオンとは、かかりつけのドクターではなく、他のドクターからその治療に対する意見をもらうことです。
一人のドクターの意見だけでなく、複数のドクターにアドバイスをもらうことは治療の視野を広げるためにも重要でしょう。ドクターによって治療方針や経験は異なり、得意な歯科矯正の方法も異なります。治療方針や方法に疑問点や不安点がある場合には、セカンドオピニオンを受けてみると良いでしょう。
歯科矯正をスタートしたら
クリニックも決めて、治療計画も明確になった!そうしたらいよいよ矯正生活の始まりです。歯科矯正はドクターが正しい治療をすることはもちろんですが、患者さまがどれだけルールを守ることが出来るかがとても重要です。
せっかく始めた歯科矯正、後悔しない結果にするために一緒に努力していきましょう。
歯科矯正のルールを確実に守る
矯正時間や飲食物の制限など、歯科矯正は種類によっていくつかのルールがあります。例えば、ワイヤー矯正の場合、治療進行の妨げになるので飲食物の制限があります。
マウスピース矯正の場合は、1日18~20時間の装着が必要で、これを怠ると治療計画通りに歯を動かすことが出来ず、期間の延長の原因になります。
その他にも、守らなければいけないルールはあります。しっかりとドクターに聞いて、自分はこの矯正を続けることができるのか想像してから治療を進めるようにして下さいね。
歯の手入れを欠かさない
先程もお話したように、歯科矯正が失敗する原因の1つに「虫歯や歯周病が進行してしまう」ことが挙げられます。
歯科矯正治療中に、虫歯や歯周病が進行してしまうと、一度治療をストップして、完治させたのちに再度矯正をスタートさせることになります。その期間中に、歯並びが後戻りしてしまって次のステップに進むことができないということになりかねません。
治療計画通りに矯正を進めるためにも、歯磨きを普段よりも入念に行って口腔トラブルを防ぐことは必要不可欠です。
違和感を覚えたら、すぐに歯科医師に相談する
矯正中に違和感を覚えたら、すぐにドクターに相談するようにしましょう。
普段と異なる痛みがあったり、矯正装置に違和感があるなど些細な違和感でもきちんと相談して、安心して矯正を進められる環境があるといいでしょう。
治療中に失敗を感じた場合は?
再治療を行う
歯科矯正治療中に痛みあり不快感が強くあったり、隙間が大きくなった気がするなどの違和感を感じた場合は再度治療を行う必要があるかもしれません。
まずは、担当のドクターと話し合い、意見をもらうようにして下さい。その後、場合によっては再治療の可能性もあるでしょう。再治療が始まる場合には、予め治療内容や期間・費用を聞いておきましょう。
セカンドオピニオンを活用する
矯正治療の失敗を事前に回避する対策として出た「セカンドオピニオン」ですが、治療中に失敗を感じた場合でも有効です。
もし通院しているドクターの治療方針や自身の歯並びの整い方に疑問や不安を感じるのであればセカンドオピニオンを受けてみても良いでしょう。その場合は、歯科矯正専門医など現在受診しているドクターよりも専門知識のあるドクターに相談してみて下さい。新たな視点から患者さまの歯並びを診察してくださいます。
まとめ
いかがでしたか?今回は歯科矯正の失敗を防ぐために対策すべきことをご説明させていただきました。歯科矯正の失敗は様々なものがありますが、しっかりと対策をすれば防げるものも多くあります。
歯科矯正治療を考えている方は、治療のメリットとデメリットの両面を理解したうえで、ドクターと綿密に話しながら治療を進めていくようにしましょう。ドクターだけではなく、患者さまご自身も自分の歯並びと治療方法に対して理解を深め積極的に行動をしてみて下さいね。
DPEARLでは初回カウンセリングを実施しています。初回カウンセリングはこれから歯科矯正を考えている方に経験豊富なドクターがしっかりとアドバイスをさせていただきます。きれいな歯並びを手に入れるためにまずは第一歩、初回カウンセリングでお待ちしてます。
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