TOP BLOG 気になる口臭…原因と予防策を徹底解説 気になる口臭…原因と予防策を徹底解説 「もしかして自分の口が臭っているかも?」と不安になった経験はありませんか? コロナウイルスの影響で、マスクを着用して出かけることが習慣になりました。それがきっかけで、自分の口臭に不安を抱いている方も増えているのではないでしょうか? 自分の口臭のことを考えると、「相手に不快な思いをさせているのではないか。」と気にしてしまい、うまく会話を楽しめませんよね! 口臭は誰にでも起こる可能性のあるものですが、しっかりと原因を突き止め、予防をすれば改善することが出来ます。 この記事では、口臭の原因や予防方法、セルフチェックの方法などをご紹介します。 目次 Toggle 口臭って何だろう。周囲に不快感を与える可能性も歯周病や虫歯などの病気のサインかも口臭が発生する原因は?1.生理的口臭|唾液分泌がカギ2.外因的口臭|規則正しい生活習慣を3.病的口臭あなたは大丈夫?口臭セルフチェック1.舌をチェックする2.ビニール袋やコップを使用する3.口臭チェッカーを使用する口臭の予防策日々のオーラルケア舌を掃除して、舌苔を除去する生活習慣の見直しまとめ 口臭って何だろう。 口臭とは、本人や周囲の人が不快に感じる呼気のニオイのことを指します。口臭があると自覚している人は人口の80%以上と言われています。 そんな口臭には、どのようなリスクが潜んでいるのでしょうか? 周囲に不快感を与える可能性も まず1番に考えるのは、周囲の反応ではないでしょうか?会話中「もしかして自分の息が臭いかも…」と感じると、話に集中できませんよね。 もし会話をしているときに、周囲の反応で 相手との距離間が遠い 口元や鼻を手で覆われる 話を途中で切り上げられる など、思い当たるものがあれば、もしかすると口臭があって知らず知らずのうちに相手を不快にさせているかもしれません。 歯周病や虫歯などの病気のサインかも また、口臭のリスクはそれだけではありません。 口臭が発生している場合、口腔内、もしくは全身のどこかに原因がある可能性があります。 次の原因に自分が当てはまっていないか、チェックしてみて下さい。 口臭が発生する原因は? 口臭の原因は大きく分けて3種類に分類することが出来ます。 生理的口臭 外因的口臭 病的口臭 これらの口臭の原因によって、取るべき対策は変化します。まずは、自分の口臭の原因を正しく把握しましょう。 1.生理的口臭|唾液分泌がカギ 生理的口臭とは、私たちの身体の生理現象として自然に生じる口臭のことを指します。 口臭を防ぐのに大きな役割を果たしているのが唾液です。 通常は、唾液の持つ自浄作用が働いています。しかし、起床時、空腹時、緊張時は唾液の分泌量が減少しているため、生理的口臭が強くなる傾向にあります。 これは、唾液が減少し、口内の自浄作用が働かず、細菌が繁殖しやすい環境になってしまっているためです。 2.外因的口臭|規則正しい生活習慣を 外因的口臭とは、飲食物や嗜好品など摂取したものが原因となって生じる、一時的な口臭のことを指します。 食べ物では、ニンニク・ネギ・納豆などの臭いの強い食材が挙げられます。また、飲食や喫煙も原因になります。 外因的口臭は時間をおけば解消されます。しかし、習慣的に摂取し続けると、それ以外の日のも口臭が発生する可能性があるので注意が必要です。 3.病的口臭 病的口臭とは、名前の通り何らかの病気が原因で生じる口臭のことを指します。病的口臭にも、口内の病気とそれ以外の病気の2種類に分類することが出来ます。 これらの口臭を改善するためには、病気を治療する必要があります。 口内の病気が原因 病的口臭の原因となる〈口内の病気〉には、虫歯や歯周病が挙げられます。また、虫歯や歯周病に至っていなくても、歯垢が多く付着していたり、磨き残しが多くあると口臭の原因となります。 また、確率は低いですが、口腔がんや口と繋がった鼻やのどの病気が隠れている可能性もあります。 口臭以外の違和感を覚えた場合は、早めにお医者さんに相談するといいでしょう。 それ以外の病気が原因 病的口臭の原因となる〈口内以外の病気〉には、鼻やのど、呼吸器系、消化器系などの病気が挙げられます。 口内の病気と同様に、口臭以外にも違和感を覚えた場合は、速やかにお医者さんに相談するようにして下さい。 あなたは大丈夫?口臭セルフチェック 口臭は自分では気づきにくいものです。自分の口臭を正しく知るには、口臭外来のある歯科医院へ行き、医療用の測定器で測ってもらうのが確実でしょう。 しかし、その前に自分で簡単にチェックする方法を3つご紹介します。是非トライしてみて下さい! 1.舌をチェックする 自分の舌を鏡でチェックしてみましょう。 健康で口臭がない人の舌はピンク色ですが、下に白い苔(こけ)のような物がついている場合があります。これは、舌苔(ぜったい)と言います。舌苔がついている人は口臭が強い可能性があります。綿棒で優しく擦り取り、ニオイを嗅いでみましょう。 2.ビニール袋やコップを使用する とても簡単にかつ分かりやすくニオイをチェックできる方法です。 ビニール袋やコップに自分の息を吹き込んで、一度蓋をします。3秒ほど待って、鼻の中をリセットした後、中のニオイを嗅いでみましょう。嫌な臭いがしたら口臭が発生している可能性が高いです。 3.口臭チェッカーを使用する 歯科医院で使用されている医療用のものと比べて、信頼性は劣りますが、簡易的に口臭をチェックできる測定器が市販でも販売されています。結果が数値として分かるので、「自分だけの判断では不安」「口臭レベルを客観的に知りたい」という方におすすめです! 口臭の予防策 これまで、口臭の原因をしっかり分析し、セルフチェックの方法もご紹介しました。 最後に、気になる口臭を手軽に予防できる方法をご紹介します。できることから実践し、口臭を改善させていきましょう。 日々のオーラルケア 口臭を防ぐのに最も大切なのは、毎日のハミガキで歯の汚れをしっかり落とすことです。 そのために、自分に合ったハブラシや細かい部分まで掃除できる歯間掃除用具を使い、丁寧に歯を磨きましょう。また、現在は口臭予防に特化した歯磨き粉やマウスウォッシュも販売されています。 これらのツールを積極的に活用して、歯の汚れを落としましょう。 舌を掃除して、舌苔を除去する 先程もお話したように、口臭の原因となる舌苔も、舌を掃除して取り除きましょう。 ハブラシを舌苔の付着部分にあてて、ゆっくり動かして除去しましょう。普段のハミガキにこの工程を加えるだけで、口臭の改善に繋がります。 生活習慣の見直し 一見、口臭ケアに関係ないと思われるかもしれません。しかし、オーラルケアだけでなく、日々の生活習慣を見直すことは口臭予防にとても重要です。 過度な飲酒やタバコ、暴飲暴食や不摂生な生活は、心と身体のストレスにも繋がります。疲労を溜めないように、バランスの良い食事と十分な睡眠は口臭の改善にはとても大切です。 まとめ いかがでしたか?口臭が発生している原因を理解し、それにあった対策をすれば、口臭は改善することが出来ます。 あまり気負わずに、今回ご紹介した基本の口臭予防策を試してみて下さい。 毎日コツコツと継続して、整った口内環境をゲットしましょう! 前の記事 マウスピース矯正のリテーナー装着期間は?一生使わなければいけない? 次の記事 なぜ歯は動く?歯科矯正の仕組みを詳しく解説!
気になる口臭…原因と予防策を徹底解説
「もしかして自分の口が臭っているかも?」と不安になった経験はありませんか?
コロナウイルスの影響で、マスクを着用して出かけることが習慣になりました。それがきっかけで、自分の口臭に不安を抱いている方も増えているのではないでしょうか?
自分の口臭のことを考えると、「相手に不快な思いをさせているのではないか。」と気にしてしまい、うまく会話を楽しめませんよね!
口臭は誰にでも起こる可能性のあるものですが、しっかりと原因を突き止め、予防をすれば改善することが出来ます。
この記事では、口臭の原因や予防方法、セルフチェックの方法などをご紹介します。
目次
口臭って何だろう。
口臭とは、本人や周囲の人が不快に感じる呼気のニオイのことを指します。口臭があると自覚している人は人口の80%以上と言われています。
そんな口臭には、どのようなリスクが潜んでいるのでしょうか?
周囲に不快感を与える可能性も
まず1番に考えるのは、周囲の反応ではないでしょうか?会話中「もしかして自分の息が臭いかも…」と感じると、話に集中できませんよね。
もし会話をしているときに、周囲の反応で
など、思い当たるものがあれば、もしかすると口臭があって知らず知らずのうちに相手を不快にさせているかもしれません。
歯周病や虫歯などの病気のサインかも
また、口臭のリスクはそれだけではありません。
口臭が発生している場合、口腔内、もしくは全身のどこかに原因がある可能性があります。
次の原因に自分が当てはまっていないか、チェックしてみて下さい。
口臭が発生する原因は?
これらの口臭の原因によって、取るべき対策は変化します。まずは、自分の口臭の原因を正しく把握しましょう。
1.生理的口臭|唾液分泌がカギ
生理的口臭とは、私たちの身体の生理現象として自然に生じる口臭のことを指します。
口臭を防ぐのに大きな役割を果たしているのが唾液です。
通常は、唾液の持つ自浄作用が働いています。しかし、起床時、空腹時、緊張時は唾液の分泌量が減少しているため、生理的口臭が強くなる傾向にあります。
これは、唾液が減少し、口内の自浄作用が働かず、細菌が繁殖しやすい環境になってしまっているためです。
2.外因的口臭|規則正しい生活習慣を
外因的口臭とは、飲食物や嗜好品など摂取したものが原因となって生じる、一時的な口臭のことを指します。
食べ物では、ニンニク・ネギ・納豆などの臭いの強い食材が挙げられます。また、飲食や喫煙も原因になります。
外因的口臭は時間をおけば解消されます。しかし、習慣的に摂取し続けると、それ以外の日のも口臭が発生する可能性があるので注意が必要です。
3.病的口臭
病的口臭とは、名前の通り何らかの病気が原因で生じる口臭のことを指します。病的口臭にも、口内の病気とそれ以外の病気の2種類に分類することが出来ます。
これらの口臭を改善するためには、病気を治療する必要があります。
口内の病気が原因
病的口臭の原因となる〈口内の病気〉には、虫歯や歯周病が挙げられます。また、虫歯や歯周病に至っていなくても、歯垢が多く付着していたり、磨き残しが多くあると口臭の原因となります。
また、確率は低いですが、口腔がんや口と繋がった鼻やのどの病気が隠れている可能性もあります。
口臭以外の違和感を覚えた場合は、早めにお医者さんに相談するといいでしょう。
それ以外の病気が原因
病的口臭の原因となる〈口内以外の病気〉には、鼻やのど、呼吸器系、消化器系などの病気が挙げられます。
口内の病気と同様に、口臭以外にも違和感を覚えた場合は、速やかにお医者さんに相談するようにして下さい。
あなたは大丈夫?口臭セルフチェック
口臭は自分では気づきにくいものです。自分の口臭を正しく知るには、口臭外来のある歯科医院へ行き、医療用の測定器で測ってもらうのが確実でしょう。
しかし、その前に自分で簡単にチェックする方法を3つご紹介します。是非トライしてみて下さい!
1.舌をチェックする
自分の舌を鏡でチェックしてみましょう。
健康で口臭がない人の舌はピンク色ですが、下に白い苔(こけ)のような物がついている場合があります。これは、舌苔(ぜったい)と言います。舌苔がついている人は口臭が強い可能性があります。綿棒で優しく擦り取り、ニオイを嗅いでみましょう。
2.ビニール袋やコップを使用する
とても簡単にかつ分かりやすくニオイをチェックできる方法です。
ビニール袋やコップに自分の息を吹き込んで、一度蓋をします。3秒ほど待って、鼻の中をリセットした後、中のニオイを嗅いでみましょう。嫌な臭いがしたら口臭が発生している可能性が高いです。
3.口臭チェッカーを使用する
歯科医院で使用されている医療用のものと比べて、信頼性は劣りますが、簡易的に口臭をチェックできる測定器が市販でも販売されています。結果が数値として分かるので、「自分だけの判断では不安」「口臭レベルを客観的に知りたい」という方におすすめです!
口臭の予防策
これまで、口臭の原因をしっかり分析し、セルフチェックの方法もご紹介しました。
最後に、気になる口臭を手軽に予防できる方法をご紹介します。できることから実践し、口臭を改善させていきましょう。
日々のオーラルケア
口臭を防ぐのに最も大切なのは、毎日のハミガキで歯の汚れをしっかり落とすことです。
そのために、自分に合ったハブラシや細かい部分まで掃除できる歯間掃除用具を使い、丁寧に歯を磨きましょう。また、現在は口臭予防に特化した歯磨き粉やマウスウォッシュも販売されています。
これらのツールを積極的に活用して、歯の汚れを落としましょう。
舌を掃除して、舌苔を除去する
先程もお話したように、口臭の原因となる舌苔も、舌を掃除して取り除きましょう。
ハブラシを舌苔の付着部分にあてて、ゆっくり動かして除去しましょう。普段のハミガキにこの工程を加えるだけで、口臭の改善に繋がります。
生活習慣の見直し
一見、口臭ケアに関係ないと思われるかもしれません。しかし、オーラルケアだけでなく、日々の生活習慣を見直すことは口臭予防にとても重要です。
過度な飲酒やタバコ、暴飲暴食や不摂生な生活は、心と身体のストレスにも繋がります。疲労を溜めないように、バランスの良い食事と十分な睡眠は口臭の改善にはとても大切です。
まとめ
いかがでしたか?口臭が発生している原因を理解し、それにあった対策をすれば、口臭は改善することが出来ます。
あまり気負わずに、今回ご紹介した基本の口臭予防策を試してみて下さい。
毎日コツコツと継続して、整った口内環境をゲットしましょう!
マウスピース矯正のリテーナー装着期間は?一生使わなければいけない?
なぜ歯は動く?歯科矯正の仕組みを詳しく解説!