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  • 歯根吸収とは?歯列矯正でのリスクやその原因について徹底解説
    歯根吸収とは?歯列矯正でのリスクやその原因について徹底解説

    歯根吸収は、歯列矯正に伴って起こる可能性があるリスクの一つで、歯の根が徐々に短くなる状態です。多くは軽度で問題になりませんが、正しい知識を持つことが安心につながります。この記事では原因とリスクを抑える方法を解説します。

    歯根吸収とは?

    歯根吸収とは、歯の根の部分(歯根)が徐々に短くなったり、溶けたりしてしまう状態を指します。歯は通常、エナメル質・象牙質・歯根膜・歯槽骨などによって安定していますが、何らかの刺激や影響によって歯根が吸収されてしまいます。歯根吸収は自然に起こるケースもあるものの、歯列矯正などで歯に力を加える治療中に生じることがあるため、矯正治療のリスクの一つとして知られています。

    ☑️歯根吸収の特徴

    • ・自覚症状がほとんどない
    • ・痛みを感じず進行することが多い
    • ・レントゲン検査で見つかるケースが多い
    • ・重度になると歯の寿命に影響しかねない

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    歯根吸収の進行度と分類

    歯根吸収は、歯根がどの程度短くなっているかによって「軽度・中等度・重度」に分類されます。進行度によって、治療中の対応方針も異なります。

    分類 歯根吸収の目安 状態の特徴 一般的な対応方針
    軽度 1〜2mm程度 ごく軽い歯根吸収。矯正治療では比較的よくみられる範囲 定期的な経過観察を行いながら治療を継続することが多い
    中等度 2〜4mm程度 歯根がやや短くなっている状態。慎重な管理が必要 矯正力を弱める、歯を休ませるなど治療内容を調整する
    重度 4mm以上 歯根が大きく短縮し、歯の安定性に影響することがある 矯正治療の一時中断・中止を含め、慎重な判断が必要になる

    軽度の場合

    軽度の歯根吸収は、矯正治療中によく見られる変化の一つです。歯の機能に大きな問題が出ないケースが大半で、レントゲンでの経過観察を続けながら通常通り治療を進める方針が一般的に取られます。

    中等度の場合

    中等度になると、歯根への負担を減らすために治療計画の見直しが行われます。矯正力の調整や歯を休ませる期間を設けて、慎重な経過観察へ移行。歯根への負担を最小限に抑える対応が取られます。

    重度の場合

    重度の歯根吸収では、将来的な歯の寿命や安定性への影響が懸念されます。そのため、矯正治療の継続可否について慎重な判断が必要になります。症例によっては治療方針の変更や中断の検討が必要となるケースもあります。

    矯正治療で歯根吸収が起こる主な原因

    矯正力が強すぎる・歯の移動量が大きい

    歯列矯正では、歯に一定の力をかけることで歯槽骨の吸収と再生を繰り返しながら歯を移動させます。しかし、この矯正力が強すぎたり、短期間で大きく歯を動かそうとしたりすると、歯根膜や歯根そのものに過度な負担がかかります。

    その結果、歯根の表面がダメージを受け、歯根吸収のリスクが高まることが知られています。

    治療期間が長くなることによる影響

    矯正治療が長期に及ぶ場合、歯は長い期間にわたって力を受け続けることになります。治療が長期化するほど、歯根吸収の発生確率は上昇する傾向にあります。

    特に、計画通りに歯が動かず治療期間が延長されたケースや、装置の調整が難しい症例では、慎重な管理が求められます。

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    歯の形や体質など個人差

    歯根吸収の起こりやすさには、個人の体質や歯の形状も大きく関係しています。もともと歯根が短い、細い、先端が尖っているといった特徴を持つ歯は、矯正力の影響を受ける傾向が高いです。

    前歯など歯根吸収が起こりやすい歯

    歯列矯正において、前歯は見た目や噛み合わせを改善するために大きく動かすことが多い歯です。そのため矯正力の影響を強く受けるので、歯根吸収が起こるリスクが高いといわれています。

    特に上顎前歯は歯根が細長いため、注意深い管理が必要です。

    過去に外傷や矯正治療の経験がある

    過去に転倒や事故などで歯を強く打った経験があったり、すでに矯正治療を受けたりした場合は要注意です。歯の内部にダメージを受けている、もしくは歯根が弱くなっている可能性が存在します。

    このような歯に再び矯正力が加わると、歯根吸収のリスクが高くなるため、特に慎重な治療計画が求められます。

    歯列矯正における歯根吸収のリスクを抑える方法

    マウスピース型矯正装置を使う

    上顎前歯では、ワイヤー装置に比べてマウスピース型矯正装置の方が歯根吸収が少ない傾向がある、と報告されています。もちろん完璧に歯根吸収を防げるわけではありませんが、歯根吸収の発生と重症度はワイヤー装置と比較して低くなる可能性があります。(参考:公益財団法人神奈川県歯科医師会

    DPEARLでは、現代の3Dテクノロジーとオーラルヘルスの独自メソッドに基づき開発された透明なマウスピース型矯正装置を提供しております。

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    治療計画と矯正力の調整

    歯根吸収のリスクを抑えるためには、無理のない治療計画を立て、過度な負担をかけないペースで歯を動かしていくことがカギになります。歯の移動量や治療期間を考慮しながら、歯や周囲組織に過度な負担がかからないよう調整します。

    定期的なレントゲン検査の重要性

    歯根吸収は見た目や自覚症状では判断できないため、定期的なレントゲン検査によるチェックが欠かせません。治療の途中で歯根吸収の兆候が見つかれば、矯正力を弱めたり、治療方針を見直したりすることで進行を抑えることが可能です。

    歯根吸収が見つかった際の対応

    歯根吸収を早期に発見するためのチェックポイント

    歯根吸収は自覚症状が少ないため、日頃の小さな変化を見逃さない姿勢が不可欠です。以下のような症状や経験がある場合は、早めに歯科医院へ相談しましょう。

    • ・治療後に歯のぐらつきを感じる
    • ・強い痛みや違和感が長く続く
    • ・定期検診で歯根吸収を指摘されたことがある
    • ・過去に歯を強くぶつけた経験がある
    • ・治療期間が予定より長引いている

    特に歯根吸収は、レントゲンを用いた定期検査が早期発見の決め手となります。

    治療の一時調整や経過観察

    歯根吸収が確認された場合でも、多くのケースでは矯正治療をすぐに中止する必要はありません。矯正力を弱めたり、一時的に歯を休ませたりしながら経過を観察することで、進行を抑えられます。

    対応方法 内容 期間の目安
    矯正力を弱める 歯への負担を軽減する 2〜4週間
    一時的に治療を休止 歯を休ませる 1〜3ヶ月
    経過観察 進行状況を確認する 継続

    不安があるときは早めに歯科医院へ相談

    歯根吸収について不安を感じたり、治療を続けてよいのか迷った際は、早めに歯科医院や矯正歯科医へ相談しましょう。現状を正確に説明してもらうことで、不安を解消しながら治療を進めることができます。

    DPEARLは全国30都道府県、145院以上の提携クリニックを展開しており、お近くのクリニックにご通院いただけます。また、歯根吸収に関する不安やお悩みも、LINEで24時間いつでもご相談が可能です。

    歯列矯正のリスクを理解したうえで治療を進めよう

    歯列矯正には歯並びや噛み合わせを改善する大きなメリットがある一方で、歯根吸収といったリスクが存在することも事実です。しかし、適切な治療計画と管理のもとで行えば、リスクを最小限に抑えることは可能です。

    歯根吸収について正しく理解し、歯科医師と十分に相談しながら治療を進めることが、安心で満足度の高い歯列矯正につながります。


    DPEARLではオンラインとオフラインのWサポートで治療を進めることができます。不安なく矯正治療を始めたい方は、ぜひお近くのDPEARL Spotより検査をご予約ください。

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    ※本記事は一般的な情報提供を目的として、DPEARL編集部が公開情報をもとに作成しています。個別の症状・治療方針については歯科医師にご相談ください。

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