TOP BLOG すきっ歯の矯正費用・期間はどのくらい?治療方法別の相場と選び方を徹底解説 すきっ歯の矯正費用・期間はどのくらい?治療方法別の相場と選び方を徹底解説 すきっ歯は、見た目に大きく影響しやすく、コンプレックスに感じる方も多い歯並びの一つです。近年は矯正治療の多様化により、さまざまな方法で改善が可能になっています。しかし、費用や期間が気になるのも事実。本記事では、すきっ歯の原因から治療方法別の特徴、さらに費用と期間の相場、クリニック選びのポイントまで詳しく解説します。 目次 Toggle すきっ歯とは?すきっ歯には2つのタイプがあるすきっ歯のデメリットとは?すきっ歯が生じる原因先天性の原因後天性の原因治療方法別に見るすきっ歯矯正の特徴全顎矯正部分矯正(前歯だけの矯正など)すきっ歯矯正の費用・期間の相場はどのくらい?マウスピース矯正表側矯正(一般的なワイヤー矯正)裏側矯正(舌側矯正)ハーフリンガル矯正矯正費用を安く抑えるためのポイント保険適用の可否・医療費控除の活用分割払い・デンタルローンの利用まとめ:理想の歯並びを手に入れるためのポイント すきっ歯とは? すきっ歯とは、歯と歯のあいだに隙間が生じた状態のことです。歯科の専門用語では「空隙歯列(くうげきしれつ)」と呼ばれ、特に上の前歯の中央部に隙間ができる場合は「正中離開(せいちゅうりかい)」といわれます。 前歯のあいだに生じた隙間は、患者さんご自身が鏡を見たときや、周囲の人から口元を見られたときに気になりやすく、矯正治療によって改善したいと希望される方も少なくありません。実際にすきっ歯を矯正することで、歯並びが整い、口元の印象が大きく変わったと感じる方が多いです。 すきっ歯には2つのタイプがある 正中離開 空隙歯列 症状 上の前歯の真ん中に隙間がある状態 前歯だけでなく歯列全体にわたって複数の隙間が存在する状態 治療方針 前歯だけを治療する部分矯正 奥歯から動かす全顎矯正 すきっ歯には大きく分けて二つのタイプがあります。 一つは上の前歯の真ん中に隙間ができる「正中離開」、もう一つは前歯だけでなく歯列全体にわたって複数の隙間が存在する「空隙歯列」です。 また、歯の形態異常のひとつ「矮小歯(わいしょうし)」のように、先天的に歯が小さく円錐形に近い場合も隙間ができやすく、すきっ歯となることがあります。 すきっ歯のデメリットとは? 見た目への影響は当然のことながら、すきっ歯には機能的なデメリットもあります。 食べ物がしっかり噛みきれない 歯と歯の間に隙間があると、食べ物をしっかりと噛みきれず、細かくすり潰せないまま飲み込んでしまうことがあります。噛む回数が十分に確保できなくなると、その分胃腸にかかる負担が増し、消化不良や胃もたれを起こしやすくなるかもしれません。 発音に影響が出る 歯と歯の間の隙間から空気が漏れやすくなると、発音時に息が抜けてしまい、滑舌が悪くなることがあります。特にサ行やタ行など、舌先の使い方が重要な発音で影響を受けやすいと言われています。 虫歯や歯周病のリスクが高まる すきっ歯の状態は、歯と歯の隙間に食べカスが詰まりやすく、歯ブラシやデンタルフロスでのケアが行き届きにくい傾向があります。そのため、磨き残しが生じることで、虫歯や歯周病といったトラブルを引き起こしやすくなります。 歯並びや噛み合わせが悪化しやすい 歯と歯の間に隙間があると、時間の経過とともに隣の歯が傾いてきたり、上下の噛み合わせが合わなくなったりする恐れがあります。結果として歯並びがさらに乱れ、顎への負担が増す場合もあるため、放置するのは望ましくありません。 すきっ歯が生じる原因 一言にすきっ歯と言っても原因は様々です。原因としては大きく、先天性の原因と後天性の原因に分けられます。 先天性の原因 後天性の原因 ・遺伝的要因 ・歯の本数が多い/少ない ・上唇小帯の異常 ・舌癖(ぜつへき)・口呼吸などの生活習慣 ・歯周病 ・歯ぎしり ・抜歯 先天性の原因 遺伝的要因 骨格や顎の形状は遺伝しやすいと言われており、親族にすきっ歯の方がいる場合にはすきっ歯となる確率が高くなります。 また、歯の大きさも遺伝しやすい傾向があり、遺伝的に歯が小さい方は、歯と歯の間に隙間が空きやすくなります。 歯の形が悪い場合にも、通常の歯と比べて歯と歯の間にスペースができてしまう可能性が高く、すきっ歯になりやすくなります。 顎の大きさに対して歯が小さいなど、顎のサイズと歯の大きさのバランスが取れていない状態も、サイズのアンバランスによって隙間ができやすくなります。 歯の本数が多い/少ない 生まれつき永久歯が欠損している場合や、加齢や歯周病により歯茎が下がり歯が動きやすくなることで隙間が広がります。 上唇小帯(じょうしんしょうたい)の異常 上唇と歯ぐきの境目付近をつなぐ「上唇小帯(じょうしんしょうたい)」に異常があると、前歯に隙間ができる原因となることがあります。 上唇小帯が太かったり、付着位置(歯ぐきへの接合部)が低かったりする場合、前歯同士に間が空いて、隙間が生じることがあります。 小帯の付着位置や形状が明らかに問題となる場合は、歯科医師や口腔外科医による小帯切除(小帯形成)などの処置を行う場合があります。これは短時間で終わる治療が多く、治療後は矯正と併せて理想的な歯列を維持しやすくなります。 後天性の原因 舌癖(ぜつへき)・口呼吸などの生活習慣 無意識に舌を前歯に押し当てたり、飲み込むときに舌を突き出したりするクセを「舌癖」「舌突出癖」と呼びます。 舌が常に前歯を押し続けることで、前歯が前方に移動して歯と歯の間に隙間が生まれる原因になります。また、矯正後の後戻りの原因になることもあるので、舌癖が原因となる症例の場合は、矯正治療後にMFT(口腔筋機能療法)と呼ばれるトレーニングを通して、正しい舌の位置や使い方を習得することが一般的です。 歯周病 歯周病は、歯を支える歯ぐきや歯槽骨が細菌感染によって炎症を起こし、進行すると歯槽骨が溶けてしまう病気です。 歯周病が進むと、歯をしっかり支える土台が弱くなるため、歯が動揺しやすくなり、歯列が乱れて隙間ができることがあります。 歯ぎしり 就寝時などに無意識で歯を強くこすり合わせる「歯ぎしり(ブラキシズム)」も、噛み合わせを乱してすきっ歯を引き起こす要因の一つです。 歯ぎしりは継続的に強い力が加わるため、歯自体が摩耗し、咬合(こうごう)のバランスが変化してしまいます。その結果、特定の歯に大きな負荷がかかったり、歯並びがずれてきたりして、隙間が生じる恐れがあります。 抜歯 虫歯や歯周病、外傷などで抜歯をしたまま長期間放置していると、周囲の歯が抜けたスペースへ倒れ込んだり移動したりして、歯列全体のバランスが崩れる場合があります。結果的に、本来隙間のなかったところまで歯が動いてしまい、すきっ歯が生じる可能性があります。 治療方法別に見るすきっ歯矯正の特徴 全顎矯正 歯列全体を対象に行う矯正で、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などを用いて、上下すべての歯を動かします。 メリット かみ合わせを含めた全体的な矯正が可能 顎の位置や顔のバランスが整い、機能面の改善も期待できる デメリット 治療期間が長くなる傾向(1年半〜3年程度) 費用が高くなりやすい 向いているケース すきっ歯だけでなく、他の歯並びの乱れも大きいとき 噛み合わせを根本から改善したいとき 部分矯正(前歯だけの矯正など) 上下の前歯のみなど、歯列の一部分に絞って行う矯正です。限られた本数の歯を動かすため、比較的短期間で治療が可能です。 正中離開の症例によく用いられる手法です。 メリット 治療範囲が小さいぶん、治療期間が短く費用も抑えられやすい 前歯のすき間など、軽度な歯並びの乱れに有効 デメリット かみ合わせ全体の大きな変化は難しい 他の歯並びが後々気になり出す可能性も 向いているケース すきっ歯が軽度で、目立つ部分だけを矯正したいとき 手軽に前歯の見た目を整えたいとき すきっ歯矯正の費用・期間の相場はどのくらい? すきっ歯の矯正には、使用する矯正装置や治療方針によってさまざまな選択肢があります。ここでは代表的な4つの矯正方法について、費用や期間の目安と特徴を解説します。 マウスピース矯正 透明なマウスピースを好感していくことで、段階的に歯を動かす方法です。 費用と治療期間の目安 部分矯正の場合:およそ30〜50万円、治療期間は数カ月 全顎矯正の場合:およそ60〜100万円、治療期間は6ヶ月~2年 メリット 透明で目立ちにくく、取り外しが可能 金属を使用しないため、アレルギーのリスクが少ない デメリット 毎日20時間以上の装着が必要で、自己管理が重要 複雑な歯並びには不向きな場合がある 表側矯正(一般的なワイヤー矯正) 歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯を動かします。オーソドックスな矯正方法で、対応できる症例が広いです。 費用と治療期間の目安 およそ70〜120万円、治療期間は1年〜3年程度 メリット 適応症例が広く、信頼性と実績が豊富 こまかな歯の移動が得意 デメリット 装置が目立ちやすい 食べ物が詰まりやすく、清掃もやや手間 裏側矯正(舌側矯正) 歯の裏側(舌側)にブラケットを取り付け、外からはほとんど見えないように矯正する方法です。 費用と治療期間の目安 およそ100〜150万円、治療期間は1年半〜3年程度 メリット 正面から装置が見えにくく、審美性が高い 発音や舌の動きに慣れるまで時間が必要 デメリット 費用が高額になりやすい 歯磨きなどのお手入れが難しく、虫歯リスクが高まる恐れ ハーフリンガル矯正 上の歯だけ裏側矯正、下の歯は表側矯正といったように、上下で装置の取り付け位置を変える方法です。 費用と治療期間の目安 およそ80〜130万円、治療期間は1年半〜3年程度 メリット 上顎は装置が見えにくく、審美性を確保 裏側矯正よりもやや費用を抑えやすい デメリット 通常の表側矯正より費用は高くなりがち 上下異なる装置に慣れるまでの違和感がある 矯正費用を安く抑えるためのポイント 保険適用の可否・医療費控除の活用 原則として、審美目的の矯正には保険はききませんが、医療費控除の対象となることは多いです。家族全員の医療費を合算して申告すれば、所得税が一部還付される可能性があります。 分割払い・デンタルローンの利用 歯科医院によっては、月々の支払い負担を軽減できる分割払いに対応しているところも。高額の一括払いが難しい場合は相談してみましょう。 まとめ:理想の歯並びを手に入れるためのポイント すきっ歯は見た目の問題だけでなく、発音や咀嚼機能、口腔ケアのしやすさにも影響を及ぼすため、早めの対策が望ましいです。治療方法は多様化しているので、費用や期間だけでなく、生活スタイルも踏まえて最適なプランを選ぶことが大切です。 全顎矯正と部分矯正の違いを把握し、目的に合った治療法を選ぶ マウスピース矯正、表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル矯正など、装置によって費用と期間は様々 矯正後は保定装置と定期検診で歯並びをキープ マウスピース矯正DPEARLは、部分矯正・全顎矯正の両方に対応しており、すきっ歯の症例も多数実績があります。 すきっ歯の症例の一例:ショートプラン(308,000円)のケース 簡単なケースでは3ヶ月程度で、難しい症例を含めると平均6ヶ月程度でキレイな歯並びになります。 DPEARLでは通常3万円ほどする検査・シミュレーション作成までが3,300円で可能です。1人1人に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、ぜひ一度初回カウンセリングにお越しください。 前の記事 歯科矯正治療の失敗ケースと原因|事前準備と対策も紹介 次の記事 歯列矯正前の親知らずは抜歯する?しない?抜歯が必要なケースも解説
すきっ歯の矯正費用・期間はどのくらい?治療方法別の相場と選び方を徹底解説
すきっ歯は、見た目に大きく影響しやすく、コンプレックスに感じる方も多い歯並びの一つです。近年は矯正治療の多様化により、さまざまな方法で改善が可能になっています。しかし、費用や期間が気になるのも事実。本記事では、すきっ歯の原因から治療方法別の特徴、さらに費用と期間の相場、クリニック選びのポイントまで詳しく解説します。
目次
すきっ歯とは?
すきっ歯とは、歯と歯のあいだに隙間が生じた状態のことです。歯科の専門用語では「空隙歯列(くうげきしれつ)」と呼ばれ、特に上の前歯の中央部に隙間ができる場合は「正中離開(せいちゅうりかい)」といわれます。
前歯のあいだに生じた隙間は、患者さんご自身が鏡を見たときや、周囲の人から口元を見られたときに気になりやすく、矯正治療によって改善したいと希望される方も少なくありません。実際にすきっ歯を矯正することで、歯並びが整い、口元の印象が大きく変わったと感じる方が多いです。
すきっ歯には2つのタイプがある
すきっ歯には大きく分けて二つのタイプがあります。
一つは上の前歯の真ん中に隙間ができる「正中離開」、もう一つは前歯だけでなく歯列全体にわたって複数の隙間が存在する「空隙歯列」です。
また、歯の形態異常のひとつ「矮小歯(わいしょうし)」のように、先天的に歯が小さく円錐形に近い場合も隙間ができやすく、すきっ歯となることがあります。
すきっ歯のデメリットとは?
見た目への影響は当然のことながら、すきっ歯には機能的なデメリットもあります。
食べ物がしっかり噛みきれない
歯と歯の間に隙間があると、食べ物をしっかりと噛みきれず、細かくすり潰せないまま飲み込んでしまうことがあります。噛む回数が十分に確保できなくなると、その分胃腸にかかる負担が増し、消化不良や胃もたれを起こしやすくなるかもしれません。
発音に影響が出る
歯と歯の間の隙間から空気が漏れやすくなると、発音時に息が抜けてしまい、滑舌が悪くなることがあります。特にサ行やタ行など、舌先の使い方が重要な発音で影響を受けやすいと言われています。
虫歯や歯周病のリスクが高まる
すきっ歯の状態は、歯と歯の隙間に食べカスが詰まりやすく、歯ブラシやデンタルフロスでのケアが行き届きにくい傾向があります。そのため、磨き残しが生じることで、虫歯や歯周病といったトラブルを引き起こしやすくなります。
歯並びや噛み合わせが悪化しやすい
歯と歯の間に隙間があると、時間の経過とともに隣の歯が傾いてきたり、上下の噛み合わせが合わなくなったりする恐れがあります。結果として歯並びがさらに乱れ、顎への負担が増す場合もあるため、放置するのは望ましくありません。
すきっ歯が生じる原因
一言にすきっ歯と言っても原因は様々です。原因としては大きく、先天性の原因と後天性の原因に分けられます。
・歯の本数が多い/少ない
・上唇小帯の異常
・歯周病
・歯ぎしり
・抜歯
先天性の原因
遺伝的要因
骨格や顎の形状は遺伝しやすいと言われており、親族にすきっ歯の方がいる場合にはすきっ歯となる確率が高くなります。
また、歯の大きさも遺伝しやすい傾向があり、遺伝的に歯が小さい方は、歯と歯の間に隙間が空きやすくなります。
歯の形が悪い場合にも、通常の歯と比べて歯と歯の間にスペースができてしまう可能性が高く、すきっ歯になりやすくなります。
顎の大きさに対して歯が小さいなど、顎のサイズと歯の大きさのバランスが取れていない状態も、サイズのアンバランスによって隙間ができやすくなります。
歯の本数が多い/少ない
生まれつき永久歯が欠損している場合や、加齢や歯周病により歯茎が下がり歯が動きやすくなることで隙間が広がります。
上唇小帯(じょうしんしょうたい)の異常
上唇と歯ぐきの境目付近をつなぐ「上唇小帯(じょうしんしょうたい)」に異常があると、前歯に隙間ができる原因となることがあります。
上唇小帯が太かったり、付着位置(歯ぐきへの接合部)が低かったりする場合、前歯同士に間が空いて、隙間が生じることがあります。
小帯の付着位置や形状が明らかに問題となる場合は、歯科医師や口腔外科医による小帯切除(小帯形成)などの処置を行う場合があります。これは短時間で終わる治療が多く、治療後は矯正と併せて理想的な歯列を維持しやすくなります。
後天性の原因
舌癖(ぜつへき)・口呼吸などの生活習慣
無意識に舌を前歯に押し当てたり、飲み込むときに舌を突き出したりするクセを「舌癖」「舌突出癖」と呼びます。
舌が常に前歯を押し続けることで、前歯が前方に移動して歯と歯の間に隙間が生まれる原因になります。また、矯正後の後戻りの原因になることもあるので、舌癖が原因となる症例の場合は、矯正治療後にMFT(口腔筋機能療法)と呼ばれるトレーニングを通して、正しい舌の位置や使い方を習得することが一般的です。
歯周病
歯周病は、歯を支える歯ぐきや歯槽骨が細菌感染によって炎症を起こし、進行すると歯槽骨が溶けてしまう病気です。
歯周病が進むと、歯をしっかり支える土台が弱くなるため、歯が動揺しやすくなり、歯列が乱れて隙間ができることがあります。
歯ぎしり
就寝時などに無意識で歯を強くこすり合わせる「歯ぎしり(ブラキシズム)」も、噛み合わせを乱してすきっ歯を引き起こす要因の一つです。
歯ぎしりは継続的に強い力が加わるため、歯自体が摩耗し、咬合(こうごう)のバランスが変化してしまいます。その結果、特定の歯に大きな負荷がかかったり、歯並びがずれてきたりして、隙間が生じる恐れがあります。
抜歯
虫歯や歯周病、外傷などで抜歯をしたまま長期間放置していると、周囲の歯が抜けたスペースへ倒れ込んだり移動したりして、歯列全体のバランスが崩れる場合があります。結果的に、本来隙間のなかったところまで歯が動いてしまい、すきっ歯が生じる可能性があります。
治療方法別に見るすきっ歯矯正の特徴
全顎矯正
歯列全体を対象に行う矯正で、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などを用いて、上下すべての歯を動かします。
メリット
デメリット
向いているケース
部分矯正(前歯だけの矯正など)
上下の前歯のみなど、歯列の一部分に絞って行う矯正です。限られた本数の歯を動かすため、比較的短期間で治療が可能です。
正中離開の症例によく用いられる手法です。
メリット
デメリット
向いているケース
すきっ歯矯正の費用・期間の相場はどのくらい?
すきっ歯の矯正には、使用する矯正装置や治療方針によってさまざまな選択肢があります。ここでは代表的な4つの矯正方法について、費用や期間の目安と特徴を解説します。
マウスピース矯正
透明なマウスピースを好感していくことで、段階的に歯を動かす方法です。
費用と治療期間の目安
メリット
デメリット
表側矯正(一般的なワイヤー矯正)
歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯を動かします。オーソドックスな矯正方法で、対応できる症例が広いです。
費用と治療期間の目安
メリット
デメリット
裏側矯正(舌側矯正)
歯の裏側(舌側)にブラケットを取り付け、外からはほとんど見えないように矯正する方法です。
費用と治療期間の目安
メリット
デメリット
ハーフリンガル矯正
上の歯だけ裏側矯正、下の歯は表側矯正といったように、上下で装置の取り付け位置を変える方法です。
費用と治療期間の目安
メリット
デメリット
矯正費用を安く抑えるためのポイント
保険適用の可否・医療費控除の活用
原則として、審美目的の矯正には保険はききませんが、医療費控除の対象となることは多いです。家族全員の医療費を合算して申告すれば、所得税が一部還付される可能性があります。
分割払い・デンタルローンの利用
歯科医院によっては、月々の支払い負担を軽減できる分割払いに対応しているところも。高額の一括払いが難しい場合は相談してみましょう。
まとめ:理想の歯並びを手に入れるためのポイント
すきっ歯は見た目の問題だけでなく、発音や咀嚼機能、口腔ケアのしやすさにも影響を及ぼすため、早めの対策が望ましいです。治療方法は多様化しているので、費用や期間だけでなく、生活スタイルも踏まえて最適なプランを選ぶことが大切です。
マウスピース矯正DPEARLは、部分矯正・全顎矯正の両方に対応しており、すきっ歯の症例も多数実績があります。
すきっ歯の症例の一例:ショートプラン(308,000円)のケース
簡単なケースでは3ヶ月程度で、難しい症例を含めると平均6ヶ月程度でキレイな歯並びになります。
DPEARLでは通常3万円ほどする検査・シミュレーション作成までが3,300円で可能です。1人1人に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、ぜひ一度初回カウンセリングにお越しください。
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